妊娠すると女性は胎児の成長と共に色々と体の変化や心境の変化により母となる準備をしていきます。
しかし、ご主人が同じようになるとは限らず、些細な事でイライラしてしまい、ご主人と上手くいかない事や、妊娠中何故か旦那が気持ち悪いと感じたり、上手く気持ちが伝わらずイライラしたりで夫婦関係が悪化する事もあるかもしれません。
何故イライラしてしまうのか、妊娠中の妻・夫それぞれの気持ちなど考えてみましょう。
妊娠中の旦那がストレス!イライラする4つの理由
妊娠中の旦那にストレスを感じる主な理由は何か考えてみましょう。
旦那が気遣い無し・優しくない・理解がない
旦那が“妊娠は病気ではない”と考え、妻にいつも通りの行動を要求しがちです。
妊娠中の症状として様々な症状があり全ての妊婦が同じような辛さとは限りませんが同じ症状でも酷い方も多くいます。しかし常時眠さ・だるさ・つわり等の症状を見て怠け者扱いされます。
具合が悪くて寝ているのに「また寝てだらけている」「寝てばかりで何もしない」などと言われ、「体辛くない?」などの労りの言葉もなく、妊娠前と同じ行動を求められます。
もちろん本当に具合が悪いからとなっても家事や育児は手伝わず「簡単に食べられる物でいいよ」と、自分で作ろうとせず具合が悪い奥さんに作らせようとします。
妊婦には行動や移動の制限があるが、旦那は自由
妊娠中は行動や食べ物の制限や体の変化にストレスを感じる事が多くなります。
夜眠りづらくなることや、動きづらくなること、お腹が大きくなることで寝返りする事も大変で、些細な事ですが足の爪が切れない、靴下がはけない、足がむくんで辛く足が攣るようになる、胃が圧迫されて食べられないなど、一つ一つは小さな事かもしれませんがそれらも積もってくるとイライラが大きくなりますね。
お酒やコーヒーなど食べ物・飲み物に制限があり、お刺し身や卵かけご飯など普段好きで食べていたものを妊娠中は制限されるので、ご主人だけ毎日おいしそうにビールを飲んだり、お刺し身を食べられると、気持ちがいいものではありませんね。
妊娠のメカニズム|旦那が気持ち悪く感じる
妊娠すると女性ホルモンの影響で母性本能が強く前に出てきます。
もしくは、ホルモンバランスの崩れで精神的に不安定になることも多くなります。
例えそれが旦那であっても触れられたくない、気持ち悪いと言った感情を抱いてしまう時があります。
「うまく説明できないけれどなんか嫌」「理由は分からないけれどとにかくイライラしてしまう」など、これは女性の本能によるもので避ける事はむずかしいのです。
旦那が求めてこない・無関心・浮気
妊娠中は夫婦のスキンシップが減り、お互い心が離れる場合があります。
安定期に入ると性行為は可能となりますが、お腹に子供がいる不安から思うようにできない事もあります。
触れてこようとしなかったり、無関心になったりすることで、結果的に浮気に走る旦那もいます。
旦那が遊びに行く事が増えたり、女性とLINEしたりしている場合は要注意です。
妻の妊娠中|旦那の気持ち・考えていることとは
妻が妊娠している時、旦那も考えてはいるとは思いますが中々分かりにくいのではないでしょうか。
妊娠している妻を見て旦那は何を考えているのでしょうか。
どうすれば良いか分からない
妻が妊娠し、父親としてしっかりしたいという反面、どうしていいか分からないジレンマに苦しんでいる旦那もいます。
自分が妊娠のことを理解できないことから、疎外感を感じる男性もいるのです。
家事を手伝おうにも、それまでやってこなかった為、急にやろうとしても細かい部分が分からず上手く行きません。しかし旦那には見栄とプライドがある故にこのような不安を妻に打ち明けられないケースもあるのです。
奥さんも自分自身の体調や感情も少し変わってしまい自分が自分に戸惑っているなか、旦那の事には気づけない事もありますね。
妻からの愛情が感じられない
妻の気持ちが子供に向いていることやセックスレス等から、自分への愛情が感じられなくなる旦那もいます。
旦那にとってのセックスレスは重大な問題ですが、妻にはそれが理解できない場合があります。
「自分は男として求められていない」と感じ浮気に走ってしまう場合もあります。
妊娠するまでは2人の時間が多かったが、妻の里帰りや入院などで1人になる時間も増え、愛されていないように思う場合もあるのです。
我慢しているor性的魅力を感じない
お腹の中の赤ちゃんが気になってしまう、妻の体調が心配など性行為を我慢している人が多いです。
スキンシップを求めてこない人の多くは妻や子供の事を大切にしているが故のことで、必ずしも嫌いだからなどではありません。
一方、妊婦の体型から性的魅力を感じず、求めたりしない場合もあるのです。
夫婦関係が悪化せず、上手くやっていくためにできること
どのようにすれば関係を悪化させず上手く旦那とやっていけるのか考えてみましょう。
問題の明確化
夫婦によって問題は異なります、まずは何が問題なのかしっかり考えてみましょう。
「今イライラしているな」と自分を客観視して、原因を特定してみてはいかがでしょうか。
旦那のどんな言葉や行動にイライラしているか書き出す事で、そうならないように気をつけてみたり、違う行動をとってみたりと対処する事が出来るようになるかもしれません。
「夫が一番」の姿勢を崩さない
言わなくても分かるでしょとならないように、夫の事を一番に考えているという事を行動と言葉で示すことが重要です。
旦那の話に耳を傾け聞く体制を作り、二人の時間を楽しみ、愛情を言葉で表現するなどスキンシップやコミュニケーションを意識的に増やすようにしましょう。
「ありがとう」「ごめんね」などの小さな一言が重要となります。
2人で妊娠への理解を高めておく
定期検診や教室にできるだけ一緒に参加して妊娠・出産について理解してもらうのはどうでしょう。
パンフレットやネットを使い情報収集をしましょう。情報を夫婦で共有する時間をとることで、役立ちますし2人のいい時間にもなります。
旦那が妊娠についての理解を深める事は、何か症状が出てきた時の安心材料にもなります。
父親・母親としての自覚が芽生えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
ストレス発散をする
散歩や趣味に没頭するなど、妊婦でもできる楽しい時間を作りましょう。
妊婦だと出来る事は限られてくるとは思いますが無理をせずに出来る範囲でしっかりと解消する事でストレス発散になります。
睡眠をしっかりとることもリフレッシュに繋がります。
妊娠中のストレスは赤ちゃんにも影響するので、ストレスを感じたらため込まず解消し楽しい時間を過ごしてください。
まとめ
妊娠中となると奥さんの身体的にも大きく変化が起こります。
今までできていた事ができなくなるストレスなど小さな事がストレスに変わってしまう事もあります。
そんな中旦那の方は全く変わらず妻に対してもいつも通りではイライラしてしまいストレスも溜まってしまいます。
そんな時はストレスを溜めず、問題を明確化させ二人で妊娠への理解を高める事でしっかりと出産に向けて向き合う事ができるのではないでしょうか。