夏休みや長期休暇の際、ご夫婦で旅行に行く方も多いですね。
ただ、些細なことが原因で夫婦間で揉めてしまい、一緒に行きたくないと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
旅行時の問題点や、楽しく過ごす方法について考えてみましょう。
旅行が楽しくない夫婦にありがちな4つの問題
夫婦で行くとなぜ楽しくないのか、何が理由なのか、何となく思い当たる所もあるのではないでしょうか。
実際に夫婦旅行にありがちな問題点はどのような事なのか考えてみましょう。
旦那の態度が気になる
多くの奥さんは、夫が何にでもケチをつけるのを見たくないし、して欲しくないと感じることでしょう。
散策に行くと、周囲の密集度からくる愚痴や、ホテルに対する愚痴、食事に関する愚痴など、一つ一つの愚痴を横で聞かされるのは辛いです。
また、旦那がケチで「あれは高い、これも高い」と常にイチャモンを付けてきたりすると、イラッとしますね。
旦那が急に不機嫌になる時がありますが、その理由が全く分からず、ただ機嫌が治るのを待つだけになってしまい、楽しく過ごせないこともあると思います。
お互い趣味・関心が異なる問題
お互いに行きたい場所が異なるため、自分の希望通りの場所に行けず、不満を感じることがあると思います。
お互いに譲り合うこともなく、そのために口論になり、最終的には一人で行けばいいと言われてしまいます。
一方では、グルメに興味があり、地元の名物料理を食べることに期待感を抱いているため、少し並んでも構わないと考えていますが、一方は普通のラーメンなどで十分だからすぐに食べられるお店に行きたいと言い出して揉めてしまうことがありませんか。
また、一方では有名な観光地に行きたいと考えていて、できるだけ多くの場所を回りたいと計画していますが、一方は一つの場所をゆっくり楽しみたいとし、静かな場所に行きたがるとまた揉めてしまいますね。
旅行の計画が原因で生じるトラブル
計画を立てること自体苦が手な方や、旅行の計画をしていても疲れてしまい、途中から適当な計画で済ませてしまう方もいらっしゃいます。
ホテルや行き先が直前まで決まらず、気づいた時にはホテルがほとんど埋まっていて、希望するホテルに泊まれないといった事態になることもあります。その結果、予算を上げたり、希望する場所から離れた場所に泊まることになったりすることもあります。
また、性格が大雑把で、計画を立てても行き当たりばったりであまり具体的な計画にならない方もいます。例えば、周遊クルージングを計画したはいいものの、定休日や時刻表を確認せずに行ったために長時間待たされたり、定休日で乗れずに結局その日は終わってしまったりすることもあります。
その他にも、段取りが悪く、バスやタクシーなどを使わずに歩いて移動させられ、結果的に疲れてしまうこともあるのです。
感染症の長期化
新型コロナなどの感染症の流行により、入国制限・行動制限といった措置で楽しめない状況もあります。
心理的にも、感染症への不安から心から旅行を楽しめないのではないでしょうか。
夫との旅行を楽しくするにはどうすればよいか
夫婦で旅行となった時に今までの経験から夫との旅行を楽しめない方もいたと思います。
では、どのようにすれば楽しむことができるのか少し考えてみましょう。
旅行の目的をしっかり決める
旅行には、目的を持って計画することが大切です。目的を持たずに出かけると、行き当たりばったりになってしまうことがあります。
旅行の目的を明確に決めて、計画を立ててみましょう。例えば、美味しい食べ物を楽しむことを目的にすることもできますし、歴史的な場所や美しい景色を訪れることを目的にすることもできます。また、温泉巡りの旅行を計画することもできます。大きな目的を持つことで、無理な計画を避けることもできるのではないでしょうか。
余裕を持った目的を持つ旅行計画を立ててみると良いでしょう。
綿密な計画を立てる
過去に大まかな計画しか立ててこなかった方は、一度詳細な計画を作成してみることをおすすめします。
現在は便利なWebサービスやアプリもたくさんありますので、積極的に利用してみることも良いかもしれません。
例えば、Google Flightsを使ってお得な航空券を見つけることができますし、旅行情報サイトを活用して旅行のルートを決めることもできます。また、ホテル情報サイトを利用してホテルや旅館を選ぶことも楽しいですね。
さらに、交通情報アプリをインストールすれば、時刻表も簡単に調べることができますので、時間の管理もしやすくなると思います。
また、旅行中に歩く距離を事前に調べておくと、疲れやすい方でも圧着ソックスやインソールを利用して疲れを軽減することができます。
旅行がスムーズに進めば、夫婦のコミュニケーションも改善されるかもしれません。
譲り合いの心を大切にする
夫婦関係は非常に近いものですので、お互いに思い切って意見を言ったり、わがままを通したりしがちです。
パートナーの趣味や関心に合わせてみることも大事なのではないでしょうか。
一回ごとに、食べ物や旅行先をパートナーの好みに合わせて交代したり、譲ったりすることが大切だと思います。
一度行ってみて楽しめないと感じた場合には、再びお互いの意見を再確認することをおすすめします。
ホテルを豪華にする
旅行中の疲れを癒し、快適な滞在を過ごすためには、ホテルの選択が重要です。豪華なホテルに宿泊することで、ゆったりと休息を取ることができ、喧嘩などのトラブルを避けられるでしょう。
ホテルのサービスが充実していれば、ホテル内でも楽しい時間を過ごすことができます。また、眺望や部屋の広さ、設備の充実度などが高ければ、非日常の雰囲気を味わいながら、会話も弾むことでしょう。
ホテル比較アプリやサイトを活用して、自分に合った最適なホテルを見つけることをおすすめします。快適な滞在を楽しんでみるのもいいですね。
思い出の場所を巡る
たとえ今が楽しくなくても、結婚前の旅行は楽しんでいたと多くの人々が言えます。
過去の感情を思い出すために、思い出の場所を訪れてみることはいかがでしょうか。
マンネリを感じている夫婦にとって、思い出話などはマンネリ解消の鍵になるかもしれません。
初めて出会った場所やプロポーズした場所、一緒によく食事に行った場所や遊びに行った場所など、いろいろな計画を立ててみるのも良いアイデアですね。
アフターコロナの休み夫婦旅行はどうするか
「ウィズコロナ」から「アフターコロナ」になった今、旅行について、出掛けてみたり計画をしてみるだけでも楽しいのではないでしょうか。
感染を予防できる旅行内容にする
例えば、ガイドブックにのっていないようなマイナーな観光地を楽しむことで「3密」を避ける計画を立ててみるのはいかがでしょうか。
移動する際もマイカーやレンタカーを利用して公共交通機関の利用を極力避けて移動する事も避ける意味ではいいかも知れませんね。
お住まいの地の県内旅行キャンペーンを利用
地方自治体が「県内旅行者」向けのキャンペーンを出している。
県を跨いで遠出するのではなく、普段日帰りで遊びに行く場所に宿泊する事で地元の経済再生も応援可能となります。
県民向けの宿泊クーポンや県産品の割引クーポンなどの配布が旅行予約サイトでも増えてきていますので一度見てみるのもいいかもしれません。
GoToキャンペーンを利用する
GoToキャンペーンとは、旅行や飲食店などの需要喚起キャンペーンの事です。
GoToTravelキャンペーンでは、旅行・宿泊料金の金額(上限一人1泊2万円)を国が支援してくれます。
宿泊予約サイトや旅行会社から申し込む事で助成金を使った旅行が可能となります。
開始予定は2020年8月初旬となります。
今後も状況に応じて似たキャンペーンが行われる可能性もあるので日ごろからチェックしておくと上手く利用して旅行に行く事ができるかもしれませんね。
まとめ
旅行に行くと、普段気にならなかった相手の態度がきになったり、旅の目的が夫婦で違ったりしてせっかくの旅行が楽しくない時もありますよね。
後は、計画がうまく行かない時や、旅好きなのにこのご時世で行けず気持ちが沈みがちになる方もいます。
こんな時だからこそ、バーチャルで行ったつもりのバーチャル旅をしてみたり、普段計画しない時はしてみたりと、こんな時だからこその旅の計画を立てる事が出来ると思うのです。
コロナ後に行きたい場所を今から計画しておくのも夫婦での共有できる楽しみの一つになるのではないでしょうか。