買い物依存症の特徴・なりやすい人・家族はどう対応するかなど解説

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ストレスがたまり買い物をする事でスッキリでき、いいストレス解消になる方もいれば、買い物が止まらずお金がないのに無理に買い物を続けてしまう依存症になってしまう方もいます。

どんな人がなりやすいのか、買い物依存症の克服方法はどのような方法なのか考えてみましょう。

買い物が止まらない!買い物依存症になりやすい人とは

買い物が止まらない!依存症になってしまう人、なりやすい人はどんなタイプの人が多いのでしょうか。

買い物依存症・プチ買い物依存症とは

買い物依存症は正式な診断名ではありませんが、一般的に通っている名称となります。

また、最近は単価の安いものをたくさん買ったり、いつか使うかもと必要ないけれど買い込んだり、借金まではしないが貯金はできない「プチ買い物依存症」という言葉も出てきました。

バックや服など買い物をすると気分が高揚し、一時的にストレス解消につながることから、買い物をやめられなくなってしまうことをさします。

現代はストレスが溜まりやすい社会構造であること、また人と人との関係性や薄くなりつつあるのに対し、買い物でストレス発散する人は少なくありません。

ネットショッピングによる買い物の簡易さの促進。便利で簡単だからこそ、誰もが陥りやすくなっています。

欲しいものを買うのではなく、購入することが目的になり、お金がないのに購入したり、同じものばかり買ったり、借金を繰り返す人もいます。しかしそれは女性だけでなく、男性にも多いです。

買い物依存症になりやすい人の特徴と心理

人の反応が気になったり、すぐ人の顔色を窺ってしまう等、自分に自信がない人の場合、モノを購入することで心の空虚感を満たそうとするケースが多いです。

寂しさや孤独感を感じている人も、買い物が一時的な安らぎをもたらすことがあるため、ついつい買い物に走ってしまい止められないのです。

自己管理能力が低い場合も、特にセールやキャンペーンなど言葉を聞くと、必要ではないものも買ってしまう人がいます。

また人に話したり、助けを求めたりするのが苦手な人の場合は、より強い依存症になってしまうこともあります。

逆に、社交的な人も依存症になるケースがあると言われています。友達や家族と一緒に買い物をすることが多かったり、また見栄のために高額な買い物をしてしまう場合もあります。

買い物依存症の克服方法

買い物する事だけがストレスを解消できる、買い物だけが楽しみで仕方ない、買い物が止まらない、と買い物依存症だと自覚し、どう依存症と向き合っていくにはどうすれば克服できるのでしょうか。

まずは自身の問題を認識する

自分自身の買い物の傾向をきっちりと調べることがとても重要です。自分がどのようなものを買っているのかどのような場所で買い物をするのか調べてみましょう。

買い物するタイミングや、場所、商品の種類、何が買い物をする理由なのか、何に執着しているかを探し出すのです。

並行して、家計簿を作成して支出を見直しましょう。

管理方法・支払い方法などを工夫する

お金の管理方法を考えて、具体的に予算を立てたり、買い物リストなどを作成してみたりしましょう。

必要なものだけを買って予算内でおさめるように、管理の方法を工夫するのです。

また、クレジットカードをやめましょう。電子マネーやクレジットカードの簡易な決済方法により、実際に持っていない金額まで使ってしまう事を防ぎ、自分の限度額を把握するためにも現金がベストです。

管理方法を工夫しながら、適度な買い物ができるように訓練しましょう。

浪費をいかに無くしていくかが重要です。払った金額以下の価値しかないものは購入を控える習慣をつけていく事が重要です。

影響を受けそうなものは制限を加える

ネットやSNSを控えましょう。ネットやSNSでは常時広告が出てくるのは誘惑が多く、これらを見る回数を減らすだけでも、意味があります。これまで見ていたショッピングサイトを見ないようにするのも効果的です。

家族の対応が重要

買い物依存症は克服するためには家族のサポートも必要になるケースが多く、一人暮らしの場合は、自分で制限できないケースもあるので特に連絡をとって話し合いをもった方が良いです。

また先述した予算設定や管理などについても両親のサポートを受けたほうがいい場合もあるのです。

家族はストレス発散方法を一緒に見つけてあげることも重要

買い物依存症の原因は、ストレスにあります。このストレスの発散方法が「買い物」しかないことから依存症につながっているのです。

とは言っても、本人だけでストレス発散方法を見つけるのは難しい場合もあり、身近にいる人が一緒に探してあげるのは効果的です。

身体を動かすことに繋がるヨガやスポーツ、自分を見つめなおすことができる日記など様々な趣味を共有しながら、ストレス発散につながることを探し促してあげるだけでも効果的です。

専門家や第三者に相談をする

専門家から、きちんとした知識を得ましょう。

ネット上の知識だけでなく、一言で依存症とは言え各自のケースに応じた対応をしていく必要があります。病院に行くことで違う病気が見つかる事もあるので自己判断しないようにしましょう。

また、支援団体など同じ悩みを抱えている人たちと会話をしたりして、精神的負担を軽減することもできます。

気持ちを整理して前に進むためにも、本人だけでなく家族も一緒に取り組んでいくことが重要ではないでしょうか。

まとめ

買い物をする事で高揚した気分が落ち着く事が忘れられずどんどんエスカレートしてしまう買い物依存症。

依存症になりやすい人はどんどんとのめり込み日常生活に支障をきたすようになってしまいます。

克服すればいいと一言で簡単に済ませる事はできますが、実際苦しんでいる人は欲しくもない買い物をしたり、欲しくもない高い買い物を止められないのです。

克服方法は一人で挑むには難しいかもしれませんが家族の助けを借りながら日常生活を元に戻すことを始めてみましょう。

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