義家族から旅行に誘われると、喜ぶ人もいれば、行きたくないと落ち込む人もいます。
旦那の家族と旅行に行きたくない理由もあるかもしれませんが、行くとしても様々な問題が予想されます。
もし上手な断り方があるとすれば、どのような理由を主張すれば良いのかを考えてみましょう。
旦那の家族との旅行に行きたくない…
多くの人が、義実家から旅行に誘われた際に、心の中で行きたくないと感じることがあります。
なぜ旅行に行きたくないのでしょうか?もし行くとしても、宿泊先はどうするのか、移動手段は?車であれば、運転は誰がするのでしょう?
また、この旅行については、誰が費用を負担するのかなど、行きたくない理由を挙げることもできます。
そこで、具体的な理由を考えてみましょう。
義実家との旅行が気乗りしない心理的理由
義実家と旅行する際、私たちのペースで行動することが難しいというのが乗り気になれない理由の一つです。
義実家の方々は朝早くから観光地巡りを始めたがる傾向があります。しかし、私の家族は朝が苦手で、ペースが合わないため無理に付き合うことになります。
義理の両親や義兄弟・義姉妹などが多い場合、それぞれが楽しみたい場所やアクティビティがあるため、全てを叶えようとするとスケジュールが非常に詰まってしまいます。
このような状況では、普段以上に気を遣うことが多くなり、それが疲労やストレスにつながります。
義実家の方々が好む宿泊施設や食事の嗜好に合わせなければならず、全員の意見が一致しない場合は妥協しなければなりません。
更に、義実家との関係が良好であるべきというプレッシャーを抱えているため、余計に疲れてしまいます。旅行が嫌だと感じることが申し訳ないと感じ、うつっぽくなる人もいます。
また、旅行中に周囲に迷惑をかけたり、不快感を与える行動を取ったり、支払いに関する意見が一致しなかったりすることもあります。これらは普段は気づかなかった嫌な面が見えてくるケースです。
部屋は同室にするべきかという問題
個人によると思いますが、義実家と同じ部屋に泊まることがあるケースがあります。義実家はコミュニケーションを増やすためにそうしたいと考えているかもしれませんが、これに抵抗を感じる人は多いです。
夫も「家族だから当然」と思っている場合、ますます疲れてしまいます。
常に24時間一緒にいるため、自分のプライバシーやスペースが制限され、ストレスを感じ、睡眠の質まで下がってしまうことがあります。さらに、いびきなどがあると最悪ですね。
旅行費用はどちらが持つべきかという問題
旅行費用の負担に関する問題もしばしば浮上します。
義実家が旅行を計画し、全額負担すると申し出た場合、お返ししなければならないというプレッシャーや、行き先や日程について意見を言いにくくなる事もあるでしょう。
義実家の期待や要望に応えるため、気を使い毎回「若い自分たちが旅行費用を負担する」と言ってしまったり、夫が勝手に「負担する」と言い出したりして、家計に大きな負担がかかることもあります。
さらに、義実家が費用を負担することに慣れてしまうと、後から「各自負担」に変えるのが難しくなってしまうこともあるでしょう。
義両親との旅行|上手な断り方はあるのか
義両親との関係について考えると、軋轢を生じさせたくないと考える人も多いでしょう。そのため、上手に断る理由を考える人もいるかもしれません。
では、どのような理由を提示すれば義両親に納得してもらえるのか、またどのようにして行かずに済ますことができるのでしょうか。以下に具体的なアプローチを考えてみましょう。
相手の体を気遣っていることを理由にする
どうしても行きたくないと思われないようにするためには、義両親の健康や体調を考慮しているという理由を提案してみてはいかがでしょうか。大勢での移動や忙しいスケジュールは体に負担がかかることがありますので、その点を心配していると伝え、控えることを希望すると話を進めてみてください。
また、逆に自分自身の体力が最近落ちてしまっているという理由で断る手もあります。出先でご迷惑をおかけしてしまう可能性があるということを述べることで、相手にも理解してもらえるかもしれません。
自分たちの健康面を考慮しているという理由を説明することで、お互いが理解し合える良い解決策が見つかるかもしれませんね。
子供を理由にする
子どもがいる場合、子供を理由に断る方法もありますが、子供が小さい場合にはさまざまな理由があります。例えば、子供がまだ小さいため長時間の移動に疲れてしまい、予期せぬトラブルも起こりやすいことや、子どもの乗り物酔い、宿泊先での生活が不安などが挙げられます。
また、子供が大きくなってくると、学校や塾、習い事などの行事が忙しくなり、参加できないと言い切ってしまうこともあります。
結果的に、義実家に迷惑をおかけしてしまうということを理由に断る人が多い傾向にあります。
別の予定をたてておく
毎年の旅行に参加する回数を少しずつ減らして行くために、別の予定を先に立ててみましょう。
義両親からの毎年旅行を提案する時期が決まっているならば、友人との旅行を計画したり、別のイベントに参加するなど別の予定を立てておくのです。
その他仕事の都合、子供の学校行事など理由のパターンを増やしておくと、徐々に誘われなくなりフェードアウトすることができるかもしれません。
実両親を持ち出してみる
上記の断り方などをうまく利用しながら、義実家だけではなく「実両親との旅行も断っていること」を盾に断る手もあります。
相手にも真実味が伝わり、義実家の理解も得やすくなりますが、正論を言う際には、つっけんどんな言い方にもなりがちなので、相手の気持ちを考慮しながら、できるだけ優しい口調や言葉遣いを使用することが大事です。
夫と真剣に話し合う
旦那が両親に親孝行をしたい場合など、旦那にどうしてもとお願いされるケースも有ります。
こういった場合、数回は譲歩してあげる必要もあるが、頻度が多い場合は対策が必要です。義両親との旅行を断るためにも、夫と一緒に真剣に話し合うことが重要。
自分にとって負担になっていることや、旅行に参加しつづけるのが心理的に困難であることを話し合いましょう。
義両親に対する感謝の気持ちや、自分たち夫婦の時間を大切にしたいということも伝えると良いですね。
義理の両親との旅行で心がけること
義両親との旅行に行くと決まった際には心掛けておくことがいくつかあります。行く前のスケジュールの組み方や帰宅後のストレスの発散方法などいくつか挙げてみましょう。
義両親との旅行で疲れないためには?
行きたくないのに、「どうしても」と旅行に行くことを押し切られてしまった場合は、夫に条件を出すのがベストです。
行くのはいいけれど、部屋は絶対に別室にしてもらうなどの義両親との十分なスペースを確保しておくことはとても大切です。
自分の中で一番譲れない部分を上げ、ここだけは譲れないポイントなどを伝えることが重要です。
一時的な別行動なども効果的です。
たとえ部屋が一緒でも、別行動の時間があれば気分を休めることができますし、自分が興味あるものを調べたり、好きな場所・アクティビティを計画に入れる事も可能です。
また、子供と義理の両親だけで過ごす時間を作ったり、義理両親と別行動の時間を作ることで、一定の距離を取ることもできます。
旅行後にストレスの発散方法を考える
義実家との旅行は行くとして、帰ってからのご褒美タイムを用意しておくのはどうでしょう。
自分だけの時間を作ったり、好きなものを購入したり、趣味を楽しんだりなど、ストレスを発散する特別な時間を作ることも重要です。
いっその事旅行の事を友人に話し愚痴ってみてはいかがでしょうか。旅行であった嫌なことは、話してスッキリするのが一番です。
旦那に言ってもわかってもらえないことが多いので、気を使わない義家族の事を一緒に笑い飛ばしてくれる友人に話すのがおすすめです。
まとめ
義実家と家族旅行に行くとなると、今までの関係性にもよりますが行きたくないと感じる方も多く、
費用はどうするのかスケジュールは、部屋は同室なのか、などいろいろ頭を悩ませる問題も多いです。
断り方も義実家と関係を考えると強く言えない方も多いでしょう。
夫婦での話し合いや子供の希望なども踏まえ断る方法を考えておきましょう。
いざ旅行に行くことになったとしても疲れない為の条件や帰宅後の発散方法など用意して出かけましょう。
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