中学受験で家族崩壊!離婚原因になる?旦那が協力しない!対策を解説

家庭問題

中学受験を契機に、家庭内での不和や分裂が明確になってしまうことは、少なからずあるのではないでしょうか。

本来は家族で中学受験について話し合い、決断したはずなのに、無意識のうちにストレスがたまってしまい、些細なことからトラブルが発生する性可能もあるのです。

では、なぜ不和が生じてしまうのか、親が中学受験に対してどのような対応をすべきなのか、考えてみましょう。

中学受験で深まる溝・・・家族不和が起こる原因とは?

受験をきっかけに家族の不和が起こる原因を探ってみましょう。

母親が熱心すぎる・狂気じみている

私たちの子供可愛くはて、もちろん愛情を注ぐのは当然ですが、その愛情が過剰な行き過ぎた教育につながってしまうことがあるかもしれません。

問題が解けなくて悩んでいる子供に対して、「何でこんな簡単な問題ができないの?」と責めるようなことをしていませんか。

放課後や週末、祝日でも必要以上に長時間勉強させたりしていませんか。

中学受験に失敗したら、人生の敗北者や社会の脱落者になるというような中学受験が全てだと捉えられるような強い言葉でプレッシャーをかける人もいます。

母親が厳しい場合もありますが、父親が厳しい家庭もあるのです。

父親が受験に無関心・非協力的

受験に対する考え方が異なることで、父親と母親の間で対立が生じる家庭もあります。

父親は「子供は積極的にぶ遊べきであり、勉強よりも人間力(挨拶や常識など)を大切にすべきだ」と主張し、受験の必要性を否定します。一方、母親は受験を支持し、この点で意見が一致しません。

父親は子供の教育にあまり関心がないため、塾の費用や教材費に対して疑問を投げかけます。「塾に行く必要があるのか?私は塾に行かずに学校の勉強だけで大学に進学できた。それは本当に必要なのか?」と、自身の経験を引き合いに出して反対意見を述べるのです。

父親は子供の受験を必要としないと考えており、子供を遊びに誘ったり、勉強に集中できる環境を整えるための協力をせず、むしろ非協力的な態度を取ります。

このような状況になると、夫婦の間で対立が増え、家庭の雰囲気が悪化することがあります。

子供の成績が伸びない

子供の成績が伸びず、子供がうつ状態になる場合もありますが、それは行き過ぎた教育の結果です。

親は子供のためにと言いつつ、子供を追い詰めてしまい、子供は自分が親の期待に応えられないことを責めるようになります。

周りとの競争がストレスとなり、成績が伸びない負のスパイラルに陥ることもあります。

子供の成績が悪いことや上手くいかないことで夫婦の間で諍いが増え、家庭不和が生じることもあるのです。

受験にかかる費用の工面

受験や入学後にかかる費用など、必要な経費は決して少なくありません。

多額の費用を捻出するために財政的に無理のある節約や貯蓄を強いられることで、精神的な余裕を持つことが難しい家庭も存在します。

些細なことでイライラしてしまい、家庭内での不和が生じても仕方のない事情を抱える家庭もあるのです。

受験生の親がすべきこと|家庭崩壊をしないための対策法

中学受験でほんとうに親がすべきことは何でしょう?

家庭崩壊に繋がらないためにも、まずすべきことがあるのではないでしょうか。

夫婦で教育方針・価値観の違いのすり合わせをする

夫婦が性格の不一致や子供の教育方針の違いで離婚してしまうこともあります。

対立するのは避け、相手の意見を尊重しながら、しっかりと話し合いましょう。

まずは、中学受験をするかしないか、する場合はどのように進めるか、どれくらいの費用をかけるかなどについて話し合いましょう。

お互いの意見をぶつけ合うだけでは問題です。意見が分かれた場合は、例えば○月の模試で××点取れたら継続する、というような妥協点を見つける必要があります。

もっとも大切なのは子供の意思です。親だけで決めるのではなく、子供の意見も尊重しましょう。

無理やりやらせたり、止めさせたりすることは避けましょう。子供とよく話し合い、方針を決めていきましょう。

進めることを決めたら、ルールも決めておくと良いです。

例えば、送迎は交代で行ったり、塾にかけるお金はいくらまで、勉強をやらせる時間の制限など、あらかじめ決めておくルールもあります。そして、始めてからもその都度話し合いながらルールを追加したり削除したりすることが大切です。

自分を客観視する

自分が悪い「教育ママ」になっていないか、「教育虐待」をしていないか、自分の学歴コンプレックスからやり過ぎていないか?と一度立ち止まって考えましょう。

子供のためを思って、自分が苦労したから苦労させたくないと思って、など色々と理由はあると思います。

子供のためと思って行うことが行き過ぎていないか、成績が思うように伸びないからと厳しく叱咤していないか、「中学受験に合格した子供の親」という自身の見栄のために受験させていないか、本当に子供のためになっているかを考えましょう。

言葉を変える

不安やプレッシャーを子供に感じさせないためには、口癖を変える必要があります。

例えば、「大丈夫なの?」や「このままだと無理」と子供を不安にさせる言葉を使うことは避けましょう。

子供の成績がふるわなくても、怒りにまかせて叱るのではなく、前向きな言葉で褒めるように心掛けましょう。成績が伸びなくて不安なのは子供自身ですから、子供の不安を軽減するための言葉を使うことが大切です。

また、子供を信頼し、一定の自由を与えることも重要です。

例えば、勉強するように一言伝えた後、具体的な方法は子供に任せてみることで自発性を育む良い機会となるでしょう。実際に子供にやらせてから、必要な改善点などをアドバイスすると、子供たちは注意を受け入れることもあります。

できなかったときに一緒に考えることも良いでしょう。

ストレス発散を定期的に行う

受験勉強にばかり集中させるのではなく、夏休みには旅行や帰省など別の活動を通じてストレスを発散できる環境をる作ことも重要です。

確かに成績が伸びず不安になることもあり、どうしていいか分からなくなることもあります。そんな時は、異なる活動を通じてストレスを解消することで、自分自身と家族の気分を切り替えることができます。勉強はもちろん大切ですが、家族との思い出作りや団らんも重要な要素ではないでしょうか。

勉強がストレスになっていないか、子供の心のケアも大切です。

まとめ

子供の中学受験をきっかけに、両親の価値観の違いや勉強への熱量の違いなどから、家族の不和や崩壊へと繋がる可能性がある場合もあります。

何とかしなければいけないと思いつつも上手くいかずストレスが溜まる一方だったりもします。

しかしもう一度よく考えてほしいのは本当に受験するのが正解なのか、家族全員が受験する事を受け入れているのかという事です。

受験するとなっても上手く自分を客観視できているのか、子供に無駄なプレッシャーやストレスを与えていないかよく考えてください。

うまくストレス発散を行う事で心のケアもできますし家族全員で受験に向かう事ができるのではないでしょうか

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