義理の家族と上手く付き合うことは簡単ではありません。時には些細なことから摩擦が生まれ、直接的な批判を受けることもあるでしょう。義理の両親が素晴らしい人であっても、義理の兄弟姉妹が優越感を持って接してくることがあります。そのような状況では、多くの人が相性が合わないと感じるものです。どのようなタイプの人が存在し、どのように上手く付き合うことができるのかを考えてみましょう。
義理の兄弟・姉妹と合わない・嫌いだと感じる理由
どんなタイプの人がいるのでしょうか、合わないな・嫌いだなと感じる理由を考えられるいくつか挙げてみましょう。
マウントを取る・競争心、対抗心を燃やしてくる
義理の兄弟や姉妹の中には、自分の優位性を示そうと、自分勝手に競争心を燃やしてくる人もいるかもしれません。例えば、子供の発達段階や成績を「うちの子は○歳くらいでこれができたんだけどね」と比較して自慢したり、義理の両親や配偶者へのプレゼントで敵視されたりします。
このような人たちは、より高価な贈り物を送ったり、両親が好むものを選んで優越感を得ようとします。さらに、外見に関する意見を述べて相手を攻撃し、自分が上位に立とうとするのです。
こうした状況に巻き込まれると、深く傷つき疲れてしまう人もいるでしょう。
何となく噛み合わない・何を考えているか分からない
義理の兄弟や姉妹との関係がうまくいかないことや、相手の無愛想さからその意図が掴めないことに苦しむこともあるかもしれません。
気が合わず、会話が不快に感じられることが多く、自分が歓迎されていないと感じたり、何かをしてもお礼を言われなかったり、善意で行動しても冷たく受け止められることに疲れてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
厚かましさ・図々しさ
義理の兄弟や姉妹の態度が時に傲慢で、厚かましさを感じることがありませんか?その結果、距離感がずれているように思えることがあります。
例えば、いつも義理の兄弟や姉妹と共にイベントを過ごさなければならないという状況が続くことがあります。子供の誕生日や引っ越しなどの大切な出来事には必ず参加させようとしてくるため、夫や義両親の目を気にして断ることができないことが多いです。
逆に、自分だけが義理の兄弟や姉妹のイベントから外され、夫だけが招かれる場合もあり、まるで家族から隔離されているように感じてしまいます。また、義理の兄弟や姉妹が急に連絡を寄こすのは、お金が不足しているときだけということが多く、そのためにあまり良い印象を抱けないことがありますね。
義理の兄弟・姉妹との上手な付き合い方・関わりたくない場合の対処法
上手く付き合う方法や、関わりたくない場合の対処法などいくつか挙げてみましょう。
ちょっとした対話で緊張感を和らげる
自ら積極的に会話を始める努力をしましょう。
特に新婚の時期においては、相手もまた知らない存在として警戒心を抱くことがあるため、自分から声をかけて関係を深めることが大切です。
共感を得られる話題や質問を選ぶことが効果的です。「○○は好きですか?」や「昨日のドラマは観ましたか?」など、相手が興味を示しそうなテーマを見つけ、共通の話題から自然に会話を展開させることができるでしょう。
相手の長所を称賛することから会話を始めるのも良い方法です。服装やヘアスタイル、料理に関することなど、相手の素晴らしい点を褒めることで、良好な関係を築く助けとなります。
夫に相談する
どうしても相性が合わず、うまくいかないと感じるのであれば、夫と話し合うことが重要です。
具体的に何が合わないのか、また、どのような嫌な言葉をかけられたのか、具体例を挙げて説明することが大切です。
「なんとなく合わない」とだけ伝えると、「まだ十分に話をしていないのに決めつけるのは良くない」「もう少し仲良くしようと努力してほしい」といった反応を受ける可能性もあります。
また、改善しようとしたものの、結局は難しかったこともきちんと伝えることが必要です。
この際、注意すべき点は、相手が旦那の兄弟や姉妹であることです。兄弟を一方的に責めるような言い方をすると、相手も良い気分にはならないため、言葉選びには細心の注意を払うことが求められます。
義理の兄弟・姉妹の話は真に受けない
義理の兄弟や姉妹との会話に関しては、聞き流すという手段も選択肢の一つとなります。
相手が自分に対してマウントを取りたいだけであれば、「おっしゃる通りですね」と応じて、聞き流すことも必要ではないでしょうか。
もしも、どうしても嫌味や不快に感じる話が続く場合は、違った話題を提案して会話の方向性を変えるのも効果的です。
それでもなお、嫌味が続くようであれば、嫌味を言われた際にはその場から離れ、適切な距離を保つことが大切です。
無理に不快な思いをしながら話を聞き続ける必要はありませんので、トイレに行くなどして会話を中断することも有効です。
義理の兄弟・姉妹の話は聞き流すのも一つの方法です。
相手は自分に対しマウントを取りたいだけなら、「そうですね」と言って、聞き流すことも必要ではないでしょうか。
解決が難しい場合は、できるだけ会わないよう工夫する
会う機会をできるだけ減らすことを考慮してみましょう。例えば、相手が家族のイベントに出席する際には、自分が参加しないという選択肢を検討することも可能です。さらに、家族の行事に関連する話題は避けるように心がけることが大切です。
どうしても相手と会わなければならない場合でも、距離を保つことを意識しましょう。相手に近づかず、最低限の会話で済ませることが重要です。
もし相手が金銭を要求してきた場合は、夫を介して相手の両親に状況を伝えることも必要になるかもしれません。その際には、なぜ私たちが金銭を出さなければならないのか、また両親が支援できない理由についても詳しく説明し、夫が無断でお金を渡さないようにしっかりと話し合うことを忘れないようにしましょう。
嫌みや嫌がらせがひどい場合は、縁切りも考える
どうしても義理の兄弟・姉妹と上手く付き合うことが難しいことを旦那に伝えでもいいのではないでしょうか。
その上で、自分は今後一切会わないことを伝えることも有効です。
夫にも縁を切るように要求すると後々夫婦の関係に亀裂が入ることもあり、旦那にとっては兄弟・姉妹なので、そこの縁を切ることを勧めることはしないこと。あくまでも妻だけ会わないと伝え、縁を切る選択で自分を責める人もいるが、自分の責任ではないと認識することも重要です。
自分一人だけの問題ではなく、夫婦で解決していく家族の問題なので、夫婦で話し合い一緒に乗り越える事が大切です。
まとめ
夫の兄弟・姉妹や自分の兄弟の配偶者と合わなくてストレスを溜めている方もいるでしょう。
勝手に闘争心を燃やされ何かにつけて比較しようとされたり、何を話しても反応がなかったり、逆に普段は何も連絡してこないのに連絡してきた時はお金の相談だけでは付き合いを続けたいとは思えませんね。
正解はこれと言った上手い付き合い方はありませんが、それぞれ試行錯誤しながら上手い距離感を持ち接していくことができるようになればいいですね。
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