ご夫婦で子供の事について考えた時、旦那が子供を作る気が無い場合もあると思います。
子供の欲しい人数が2人目以降でも考えが同じではなく、異なる場合もあるのではないでしょうか。
妻だけが子供を欲しがっていても旦那が子供を作る気がなければショックですし説得したいと考えてしまうのも仕方ないですよね。
では、どうして子供を欲しがらないのか、説得する方法はあるのか考えてみましょう。
子供を欲しがらない旦那の心理とは
そもそもなぜ旦那は子供を欲しがらないのでしょうか。
どういった心理なのかを考えてみたいと思います。
お金がかかるのが嫌
子供を一人育てるのに約3,000万円必要だと言われており、子供の生活や教育にかかる経済負担を懸念している場合があります。
自分に経済力がないのに、子供を作ることに無責任さを感じているのではないでしょうか。
子供に質の高い教育を受けさせる事ができない、生活水準の低さなど経済的な事を考え、心配するあまり積極的に子供を作ろうとしないのではないでしょうか。
自分の時間がなくなるのが嫌
子供中心の生活に変わり、自分の時間が削られることを懸念している場合があります。
家族を養うために働かなくてはならない一方で、家事や育児にも協力しなくてはならなくなる。
自分の夢が目標、趣味がある人はそれに費やす時間がなくなる事も懸念しているのではないでしょうか。
夫婦2人での生活の中でも、もっと自由な時間が欲しいと考えている人もこのように考える場合があり、子供中心の生活か金銭的に余裕のある生活を天秤にかけ、後者が良いと考えているのではないでしょうか。
親として育てられる自信がない
過去にネグレイトを受けていたり、小さい頃に父親が他界していたりした経験から、子供との接し方が分からず、上手く育てられるかを懸念している場合があります。
家族に対してネガティブなイメージを持っている場合が多く、実親にされた事を自分も繰り返してしまうのではないか、自分が親となり家族を引っ張っていく自信がないと考えているのではないでしょうか。
子供が苦手
そもそも子供と関わる事が苦手なタイプもいて、子供が生まれても可愛がられるか懸念している場合があります。
子供が苦手な理由として多いのが「子供がよく分からない」というものです。
子供がうるさいこと、すぐ泣くのが嫌・困らせることをして気を引こうとするのが嫌など、子供に対してネガティブなイメージを持ち抵抗を感じているのではないでしょうか。
二人目・三人目も欲しいのに、反対する旦那の心理とは
1人目は普通に産んだのに、2・3人目を欲しがらない旦那の心理とはいったいどのようなものなのでしょうか。
自分の居場所がなくなるから
家庭が「母と子」の場所になっていて、仲間外れにされている感覚を持っている旦那もいます。
これ以上自分の居場所を減らしたくない思いから、子供を増やすことに反対し、子供を欲しがらない。旦那が自覚せずに子供に嫉妬しているケースも多いです。
子育てを手伝おうとしても、方法が分からない、分からないから手を出さないと今度は妻が怒ってくるなど、自分の居場所や立場を見失っている為に反対してしまうのではないでしょうか。
経済的な不安
子育てにかかる費用が2倍になることを危惧している旦那もいます。
1人目も経済的な不安を抱えながら産んだ場合には、子供を増やして大変になるくらいならば、少しでも経済的余裕のある生活を送りたいと考え、なおさら危惧する気持ちが強くなりやすいです。
2・3人目が成人になる時には、退職後という場合には、収入が見込めないことへの不安もある為、反対してしまうのではないでしょうか。
妻の体・生まれてくる子供が心配
1人目の出産の際に体調が悪かったり、緊急入院したような場合、妻の体調を心配して反対する旦那もいます。
年齢的な問題を心配している事もありますし、生まれてくる子供が危険な状態になる可能性も危惧しています。
妻にリスクを負わせてまで子供は欲しくないと考えたり、産後、家事に子育てに追われている妻をみて、これ以上負担を増やしたくないと考えるケースもある為、反対してしまうのではないでしょうか。
子供は欲しくないと主張する旦那への3つの説得方法
色々な思いから子供は欲しくないと主張する旦那に対する説得はどのようにすればいいのでしょうか。
3つの説得方法をお伝えします。
お互いに歩み寄るための話し合いをする
まずは本音で話し合う事が大切です。
子供が欲しい奥さんに理由があるように、子供は欲しくない旦那の側にも理由はあります。
話し合いの際には、以下のようにならないよう注意しましょう。
冷静に相手の主張を聞き、自分の意見も述べ、お互いに歩み寄れるように話し合いをおこないましょう。
旦那がネックに感じる部分を取り除く
旦那の感じているマイナスイメージをまずは取り除くことをやってみましょう。取り除ける事で子供に対しての考え方を変えられますね。
例えば、お金の事を気にしているのであれば、出産後10年のコストを見積もって提示することで気になる部分の解決策を見いだせる可能性もでてきます。
自分の時間が無くなる事を気にしているのであれば、夫婦ともに休みの日を決めて、その日は家事代行サービス等支援サービスなどを利用できる選択肢を用意しておけば時間を作る事も出来ます。
自分の居場所が無くなる事を懸念しているのであれば、休日にデートに行く日を作り旦那の為にもオシャレをたくさんする事で旦那への愛情が変わらない事を示す事も出来ます。
ネックに感じている部分を取り除くことができれば、考え方が変わる可能性が多いにあるのではないでしょうか。
子供がいる環境に連れて行ってみる
休日の公園や遊園地など、子供がいる環境に連れて行ってみてはどうでしょう。
実際に子連れの家族をみれば、気持ちが変わる事もあるのではないでしょうか。
友人や同僚の子供と触れ合う機会を設け、「子供がいたらこういう風に休日を楽しめるね」とさりげなく子供がいるメリットを話してみるのもいいですね。
後は、子供がいる友人に子供について話を聞いてみるのもいいかもしれません。
意見の押し付けは避け、子供の必要性について考えられるような発言を心がけましょう。
まとめ
旦那が子供を欲しがらなく困っている奥さんは少なくありません。
最初から作る気が無い方もいれば、2人目・3人目など兄弟を作りたがらない旦那さんもいます。
経済的理由だったり、旦那としての尊厳がなくなるのが嫌だったり、妻の体を心配していたりと他にも様々な理由から欲しがらない場合もあります。
ただ、欲しい、いらない、と言いあうのではなく、冷静に話し合ったり、旦那の気持ちに寄り添いネックになる部分を取り除いてあげたり、子供を持つ友人などと話す事で、冷静に話し合える機会が増えるのではないでしょうか。
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