一般的に冷めた夫婦と聞くと、気持ちが冷めていつ離婚してもおかしくないと考えるのではないでしょうか。
自分たちの夫婦関係が冷めているのではないか、冷めた関係は元に戻ることはできるのだろうか、関係性とはなにか知りたい人は多いのではないでしょうか。
冷めた夫婦=仮面夫婦になるきっかけは?
冷めた夫婦とは仮面夫婦と呼ばれますが夫婦仲は?なるきっかけとは?どのような特徴があるのでしょうか。
生活スタイルの違い
就寝・起床時間が違うだけでもかなりの時間のすれ違いが起こることが想像できます。あとは、趣味等の没頭するものが異なったりしてもすれ違いが多くなりやすいです。
家族で食卓を囲めるのが週に2~3日しかないのであれば危険信号です。普段から接する時間が少ないので自然と互いに接触する機会や時間が減り、いつしか単なる同居人となってしまうのです。
価値観の違い
結婚前には「この人だ!」と運命を感じ、心も通じ合っていると思っていた人も、実際に一緒に生活をして初めて気づくことがあります。
自分では潔癖だと思っていなくても相手の大雑把に困惑してしまう事もあるでしょう。反対もしかりです。育児・家事の手伝いを全くしない、するつもりが無い。自分が興味のない趣味の番組ばかり見ている。趣味にかかるお金が高額。
これらはお互いの価値観が違わなければ気にならなかった事かもしれません、ですがあまりに価値観が違い、その事について諍いが絶えないと徐々に会話をする事さえ億劫になり苦痛にかわっていきます。
性生活の問題
一緒にいる事が当たり前になると、ドキドキが減りマンネリ化してしまうこともあるでしょう。
相手に求めても拒否される事が続くと少しづつ心も離れ、刺激を求め別の人に走ってしまう事もあるのではないでしょうか。
愛情がなくなった・互いに関心がない夫婦の特徴とは
愛情が無くなったとはどのような夫婦をさすのでしょうか。夫婦仮面の特徴を解説してみましょう。
お互い目を合わせない
お互いに目を合わす事をしません。視線を避けるのは相手の存在を前向きに捉えておらず受け止めていない証拠です。
普段から目が合わない程避けているはずが公の場では、世間体を繕う為に無理に合わせ、仲の良い夫婦を演じたりする場合もあります。
必要最低限の会話しかしない
朝、起きてからの「おはよう」や寝る前の「おやすみ」などの挨拶をしませんし、雑談すらお互いしません。
会話するのは、「~買ってきてほしい」「~これはどうすればいい?」「~相談したい」と必要最低限の事務的な連絡のみです。
スキンシップが生理的に受け付けなくなる
日常的に肩を叩く、腰に手を回すといった軽いスキンシップもキュンとするどころか嫌悪感を抱くようになり、極力肌と肌の接触を避けるようになるため、セックスしたいという感情もなくなります。
互いへの興味、関心がない
お互いに関心や興味が無くなってしまったので「あなたはあなた、私は私」というルールのもと、お互いが好きなように生活をしています。
帰宅が遅くても、朝帰りをしても、旅行に勝手に行っても、不倫をしても、責める事も、悲しんだりすることもないのです。
周囲には普通の夫婦だと思われている
人前で夫婦としている時には、自宅の中のような冷めた空気を漂わせることはしません。
世間体を気にし、子供の学校行事やイベントなどには夫婦そろって出向くケースもあります。
一度冷めた愛情・気持ちは戻るのか?5つの復活方法
いつしか冷めてしまった愛情や気持ちなどが元に戻る事はあるのでしょうか。
付き合っていた思い出や楽しかった出来事を思い出す
昔の事を思い出してみるのはいかがでしょうか。思い返してみると“自分が今していない事”に気づくことができます。
結婚前は相手に気に入られる為だったかもしれませんが、苦無くできた事があったのではないでしょうか。
相手を理解しようと努力していた事など、今もその努力をしているのかどうか、もう一度見直すことが出来るのではないでしょうか。
自分から変わる
原因が相手にあったとして、相手が変わる事を待っても変わる事はありません。
相手を変えることはとても難しいですが、自分が悪いと思う所は反省し改善できる部分は改善してみることで自分を変えてみるのはいかがでしょうか。
相手の良いところを探し、良いところはその都度素直に褒めてみましょう。
冷ややかな目で見たり、揚げ足を取るような発言をしないよう心をぐっと抑えて、相手を理解しようとしてみましょう。
「おはよう・おやすみ」「ありがとう」など些細な挨拶や対話も疎かにしないよう心がけてみるだけでも違ってくるかもしれません。
原因を探り話し合う
もやもやした気持ちを決してそのままにせず、きちんと問題の原因を話し合ってみてはいかがでしょうか。
もちろん話し合う際には感情的にならず冷静に気持ちを伝える事が重要です。
初めに関係を修復したいと思っている事を素直に伝えましょう。
難しいようであれば、友人など第三者に同席してもらうか、手紙を書くことで一度自分の感情を整理する事もできます。
二人だけの時間を作る
2人だけの時間を作る事で、相手の事を真剣に考えていることを伝える事が出来ます。
その他にも、なるべく一緒の空間にいるようにする、一緒に寝るようにするなど、心がけるだけでもいいかもしれません。
記念日などを思い出して1日を大切に過ごしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
仮面夫婦とは色々なパターンがありますが、夫婦関係に悩む前に一度自分を見返し新たなる自分として一歩を進むことで変化を迎える事ができるかもしれません。