小さなお子さんが居る家庭で雨の日はどのように過ごしていますか。
外に遊びに行けない子供達、何とかして遊ばせたい大人は色々と思考錯誤しながらなんとか過ごしているのではないでしょうか。
遊び疲れてくれないと夜しっかり寝てくれず夜中に起きてしまい、また寝るまでに時間がかかり、大変な思いをする事もあると思います。
皆さん、どのように工夫しながらお家の中で過ごしているのでしょうか。
【年代別】1歳児におすすめの室内遊び
1歳児の特徴
少しずつですが体を動かし歩けるようになる年齢です。
言葉も少しですが、言葉を重ねワンワンやニャンニャンなどできるようになります。
つまり、簡単な動作でできる遊び・色々な言葉を聞ける遊びを取り入れてみるとよいのではないでしょうか。
室内遊び・おもちゃの例
・新聞紙を使った遊び
とにかくひたすら、新聞紙などの紙をビリビリに破いたり、くしゃくしゃに丸めたりさせるのはどうでしょう。指先を使う運動にもなりますし、破る音が楽しめるのではないでしょうか。
破いたものは集めて丸めてボールにし、投げさせる事も出来ます。
掃除が大変なのと何でも口に入れる歳なのでそこは気を付けながら遊んでみてもいいかもしれません、お金がかからないメリットもあります。
・手遊びうた
手や指や体を使いながら歌う歌の事で、小さい時に遊んだ覚えがある方もいらっしゃると思います。
今ではYouTubeなどで「手遊び歌」で検索すると沢山見つかります。
それを見ながら歌を一緒に歌ってみたり、指や手、体を使った簡単な動作を一緒に遊ぶ事で、親子間のスキンシップが取れるメリットもあります。
・本の読み聞かせ
「わんわん」「ひらひら」など簡単な擬態語・擬音語が入った絵本を読み聞かせてみてはいかがでしょう。
子供は、同じ音や似た音、短いフレーズを繰り返すと喜ぶことが多いです。
一緒に話ながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
・柔らかい雑貨を利用して体を動かす
自宅にあるクッションやぬいぐるみを積み上げたり、布団を丸めてトンネルを作ってみたり。
安全にかつアスレチック気分で体を動かせる環境を整え、遊んでみるのはいかがでしょうか。
マンションやアパートの場合は近隣の方へ音が響かないよう工夫する事も忘れないようにしましょう。
【年代別】2-3歳児におすすめの室内遊び
2-3歳児の特徴
1歳児より行動範囲が増え、手先が少し器用になり、バランス感覚が身につき始めるようになります。
二・三語文を話すようになり、知能も発達してきますし、細かい体の動かし方に慣れるような遊びや言葉にたくさん触れられる遊びをするといいかもしれません。
自分で色々とやりたい年頃ですので、一人で遊ばせて見守る事も必要ですね。
室内遊び・おもちゃの例
・市販の遊具を買う
室内でも遊べる滑り台やブランコ、トランポリンやトンネルなど、室内で体を大きく動かせるような遊具もあるので取り入れると室内でも楽しく遊ぶ事ができるのではないでしょうか。
・お絵描き
手先を上手に使えるように、色を覚えられるようにするために、クレヨンやクーピーなど使い好きに書かせてみてはいかがでしょう。
画用紙に書かせてみたり、床に広げた新聞紙に書かせてみても楽しく遊んでくれるのではないでしょうか。
はみ出てもいい様にビニールなど敷いておくと片付けも楽かもしれませんね。
・子供向けダンスの映像をみる
子供にもできるダンスは多いです。
音楽に乗せて体を動かすのでもいいですし、子供用のダンス動画などもありますので見ながら踊ってみてもいいかもしれませんね。
・ごっこ遊びをする
戦隊物や仮面ライダーなどの変身ベルトを使いごっこ遊びを一緒にしてみてはいかがでしょう。
意外とライダーの名前や技の名前など覚えていますので、一緒に遊んでいてもいつの間にか一人で遊んでいたりもします。
おままごとで料理をつくってもらったり、お店の店員さんごっこなど色々なごっこ遊びを一緒にすると意外な子供の成長を見られる事もあるので楽しいですよ。
・簡単なクイズ
お子さんに簡単に連想させるクイズを出してみるのはいかがでしょう。
「黄色くて、おサルさんが食べる、細長いものなんだ」など連想させる言葉を引き出す事も楽しいですね。
後は、部屋の中にある物を使い「この部屋にある青色はどれ?」「イスは何個ある?」など探してもらいながら楽しむクイズを出してみてもいいかもしれません。
・宝探し
部屋に何かを隠し、それを探してもらう遊びもいいかもしれません。
最初は簡単な場所に、少しずつ難しく隠していく事で子供も楽しく遊べるのではないでしょうか。
【年代別】4-5歳児におすすめの室内遊び
4-5歳児の特徴
4-5歳児になるとコミュニケーション力(社交性・協調性)が身につき始めます。
バランスをとる事がうまくなる年齢になってきます。
コミュニケーション力を伸ばすことや、コントロール力を身につけるような遊びをしてみるのはいかがでしょう。
また、ルールのある遊びや、考える力を身につけるような遊びをするのもいいかもしれません。
室内遊び・おもちゃの例
・少し難しめのクイズ
いろいろなクイズを出す際に、制限時間を設けたり、何かしらのルールを設けたりしてみるのはいかがでしょう。
・特別しりとり
制限を付けたしりとりなど一緒にやってみるのはどうでしょう。
「食べ物だけ」「乗り物だけ」など制限のあるしりとりをすると、ルールを守る力や考える力を付ける事ができるのではないでしょうか。
・絵しりとり
絵だけでしりとりをしてみるのはどうでしょう。
手先も器用になってきていますので、絵を描いて表現力も一緒に向上させるのも有りだと思います。
上手や下手、分かりやすい、分かりにくいなど皆で盛り上がれるのではないでしょうか。
・ボーリングゲーム
ペットボトルを立ててボーリングをするのはどうでしょう。
ペットボトルの中に水を入れて重さを変えることで、倒す力加減が学べるのではないでしょうか。
・押し相撲
足を肩幅ぐらい開いて立ち、その場所から手で押してバランスを崩した方が負けです。
力の入れるタイミングや抜くタイミングを考えさせる事ができますし、力任せに押すだけじゃないと微妙な力加減を学べるのではないでしょうか。
・お菓子作り
親と一緒にお菓子を作ってみるのはどうでしょう。
最初は混ぜるだけ、次は混ぜてこねるなど段階的にお手伝いできるところも増えていきますし、協力しながら作業する事で協調性が身に着くことができるのではないでしょうか。
まとめ
外で遊びたくても遊べない日も多いと思います。
外でお友達と一緒に遊ぶとしてもソーシャルディスタンスを保つ事を考えると出来る事も少ないのではないでしょうか。
そんな中、家で遊べる事を増やし、年齢毎にできる事は違いますが、年齢に合わせた遊びを一緒に遊び、体を動かし考える事で少しは子供のストレスを発散する事もできますし、子供と一緒に同じ時間を過ごせる幸せもあるのではないでしょうか。