出会いから結婚するのはどのカップルでも言える事です。
しかし、価値観の違いや意見の違いから揉める事はどの夫婦でもありえますが、国際結婚となるとそれ以上に問題が多く、国際結婚はしたがその後疲れてきた主婦の方も多いのではないでしょうか。
国際結婚は悲惨・・・・・・?離婚が多いは本当か
国際結婚したカップルで離婚が多いと言われていますが本当なのでしょうか。その人物の特徴とはどんな人なのでしょうか。
国際結婚で離婚が多いのは事実
国際離婚が多いのは事実です。
実際に国際結婚した人の「半数以上」は離婚しています。
日本人同士の結婚の離婚率は約35%ですが、国際結婚の離婚率は約50%で1.5倍ほど離婚率が高いです。
国別にみると主に、中国人、韓国人、フィリピン人と日本人とのカップルが多いです。
国際結婚で離婚しやすい人の特徴
一般的には、外国の人は主張や気持ちを言葉ではっきり表す人が多くこれが嫌になる人も多いです。
結果的に、自分の意見や気持ちをはっきり言うのが苦手な人はストレスを抱えることになり離婚になる方も多いです。
また、色んな意見、生き方があると受け入れられないと、海外の文化に馴染めない事が多く、異なる意見に対し寛容ではない人が離婚しやすいのです。
また、海外の人は家族をとても大切にする文化が多いですが、これに耐えられないケースも多く、相手の家族をあまり優先したくないと考える人は離婚しやすいです。
国際結婚に疲れる、後悔する理由は?
国際結婚し海外で暮らしたり、日本で暮らしたりと住む場所にもよるとは思いますが、生活していくうえで疲れたり後悔する理由があるはずです。
どのような理由から疲れたり後悔するようになってしまうのでしょうか。
文化や慣習の違い
国際結婚は、相手の文化や慣習に合せなければならないので生活の様々な点で問題が生じやすいです。
食生活や生活様式など、大きくライフスタイルが左右されます。
咀嚼音やマナーなど食べ方も異なる場合もありますし、衛生観念の違いなどあります。日本では注意される貧乏ゆすりが激しい事も海外では受け入れられている場合もあります。
現地の環境・マナー・振る舞いなどに馴染めず、気を遣い続けるのに疲れてしまい、帰国したいと考える人もいます。
言語の壁からくる難しさ
言語はある程度話せたとしても、ちょっとしたニュアンスの違いで喧嘩になる事があります。
付き合っている間は何とかなっていたが、結婚後は将来の事・子供の教育方針などで意見が合わなかったり細かな事を中々伝えられなかったりする。
他にも、現地の言葉が流暢でないため、母国で築いたほどのキャリアある仕事を取れなかったことも。
言葉の壁から仲の良い友人がなかなかできず、孤独を感じてしまい塞ぎがちになってしまう人もいます。
義理の両親とうまくいかない
言葉の壁もあり、義理の両親とうまくコミュニケーションが取れないことから、難しく感じてしまう方も。
結果的に、義理の両親が自分の事をよく思っていないように感じて、会いにいくこと自体に苦痛を感じる。
また、義理の両親と配偶者の仲が良すぎると、よく連絡しなければいけなかったり、会わなければいけなかったりと、より疲れを感じてしまうことも。
国際結婚で貧乏になった
海外に住む場合は、日本で生活するよりも生活コストがかかるケースも有ります。
アメリカの場合だと、場所によっては物価が高く、生活費がかさんだという人もいますし、海外に住んだら、夫しか働くことができず、日本で共働きしていた頃より、お金に余裕がなくなった人も。
お金に対する感覚の違いもあります。
国の両親に、仕送りとしてお金をたくさん送ってしまったり、国によっては、貯金をする概念がなく、散財したり投資にまわしてしまい喧嘩になることもありますね。
国際結婚の障害を乗り越えるには?
国際結婚をするうえで必要な事は日本人同士で結婚する時よりも心がける事は多いかもしれませんが基本的な事は変わらないはずです。
どのような事を心がけておくのか乗り越えるための方法とはどのような事なのでしょうか。
付き合った時の気持ちを思い出し、相手を思いやる事
結婚当初は誰しも、関係が良好で、仲の良い毎日を送れていたはずです。
この人と結婚したいと思った日のことを思い出して、その気持ちを忘れないようにする事が大切です。
言語や文化の壁は完全に無くならないからこそ、相手を理解するように努め、自分の気持ちを丁寧に伝えられるよう、もう一度相手を思いやることから初めてみては如何でしょうか。
ストレスは溜めこまないこと
結婚生活において、知らないうちにストレスがたまってしまうこともあり、過度にストレス解消・気持ちを切り替えることが大事です。
相手に不満がある場合は、我慢せずにきちんと伝えることが重要ですし、外国にいる場合、常に日本人の友人や家族と連絡を取り合うことで、日々の問題を相談してみたり、現地の日本人コミュニティで友人を作ることもお勧めです。
1人で自己完結できる趣味をみつけ没頭してみるのも良い切り替えるタイミングを作れるのではないでしょうか。
辛いことばかりに目を向けず、楽しいことにも目を向ける
国際結婚は、普通とは異なるところもあるので辛いところばかりに目を向けがちです。
慣れないうちは大変なこともありますが、時間と共に生活に慣れる人が多いということを理解しておきましょう。
良かった所などいい所に目を向けてみる事が大切です。
国際結婚だからこそ、自分の世界がひろがったこと、また異なる文化や言語を学ぶことができたなどよかったことにも目を向けたり、異なる国の友人も作りやすく、違う国の人と繋がれることは、自分が成長できる機会にも繋がり、より良い人間関係を育むことができます。
夫婦問題の改善方法は国が違っても同じ
国によって婚姻制度は違うので、法律面では通常の日本での結婚と異なる内容も多いです。
ただ、夫婦問題の改善方法は国が違っても基本的には同じだと考えた方がいいです。
何気ない日常的な会話を大切にしたり、感謝を忘れず、こまめなメールや手紙などを送ることや、自分の悪かった部分を素直に謝るなど一緒だと思います。
冷却期間も取りつつ、少しずつお互い歩み寄っていくことが大切です。
まとめ
国際結婚したけれど生活に疲れてしまった主婦の方も少なくないでしょう。
結婚する理由も色々ですが離婚する理由も色々です。
国際結婚となると言葉の壁や文化の違いから更に色々な問題ができてもおかしくありません。
しかし、国は違えどもお互いの思いやりや感謝の言葉は同じですのでしっかりと話し合う理解し合いたいと思うことからはじめて見てはいかがでしょうか。
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