新年度である春には引越しをする家庭も多いのではないでしょうか。
お子さんの進学に合わせて引っ越す方もいらっしゃるでしょうし、仕事の転勤で引っ越す方もいらっしゃると思います。
引っ越すことが決まってからやる事はとてもたくさんありますが、引っ越すにあたりご主人の態度や行動にイライラする奥さんも多いのではないでしょうか。
旦那が引越しを手伝わない!ムカムカ&イライラ事例
旦那さんの対応はどんな事で奥さんはイライラしてしまうのでしょうか。
何もしない・手伝わない
とにかく「何もしてくれない」これに尽きる方も多いのではないでしょうか。
引越し前にも後にも色々と手続きなどもありますが、それよりも送別会や歓迎会だからと出かけてばかり。
奥さんは育児や家事を行いながら荷造りや手続きを行う必要がありますが、旦那は意識が引越しする事に向かず、自分は手伝いもしないのに「まだやってないのかよ?なにしてたの?」と言われたり、奥さんが仕方なく旦那さんの荷物をまとめると「アレどこにやったんだよ」と段ボールを開け始めたりして奥さんはイライラしてしまいますね。
手際が良くない、遅い
ゴミが出せる日も決まっているのだからサッと集めて準備したいのに動きが遅く、全てゴミ袋に集めてから「コレも捨てといてよ」なんて言われるとムカっとしますね。
後は荷物を全てどこに仕舞うのか聞いてきたり、家事の仕方が分かっていない為、荷解きした時に変な所に収納していたりするので全てやり直しなんて事になりモヤモヤしながら沸々とイライラが溜まったりしている人もいます。
何が何でも自分でできると思っている
荷物が多いのに引越し業者に頼まなくても自分で引越しできると思っている旦那。
見積もり段階で高いと思ったのか「自分達でできるので結構です」と言って断っておきながら、自分で何をするでもなく電化製品の移動など気を付けなければいけない事はたくさんあるのに、計画性が無いタイプが多く「当日パパッとすれば簡単でしょ」と楽天的です。
複雑な手続きや上手く家電設備も接続できないと「出来ないんだから仕方ないでしょ」と面倒くさがり途中で諦めて対処しないタイプであることが多いです。
引越しを嫌がる・反対する夫にイライラ
そもそも引越しを嫌がる旦那がいます。
引越しにかかる面倒な事をするのが面倒くさいという理由で、こちらが「子育てするには不便」「部屋が狭い」「家事がしにくい」と理由を伝えても、賛成してくれません。
家賃を低くしたいもしくは通勤時間を短くしたいなど色々と話し合いをしようにも何かしら理由をつけて話し合いにならずイライラが増えてしまいます。
旦那が引越しを手伝わない心理
なぜ引越しを手伝わない旦那が多いのでしょうか。
家事の延長線上の感覚で、妻がやるものと考えている
旦那からすれば料理や食器洗いなどの家事は普段から妻のみでやっている。
他の事(主に仕事)で頑張っているのだから、家ではゆっくりさせてくれと無意識に考えている人が多いのではないでしょうか。
最近は少なくなっては来ましたが相変らず妻が家事を全てするものと考えている旦那も多いのです。
引越しは簡単な作業だと思っている
荷造り自体、簡単で数時間あれば終わるので妻が1日か2日やれば簡単に終わるだろうと考えている旦那もいます。
そもそも無頓着で人の気持ちに鈍感なタイプが多く、積極的に細かく逐一コミュニケーションを取り合う事をしなければ改善しないので注意が必要です。
荷造りのコツが分からない
経験不足の為、単純に引越しの流れや荷造りの仕方が分からず、いざやろうとしても日用品の置き場や使い方も分からない。
妻を手伝おうとする旦那もいますが、どう手伝えばいいのか分からず、妻に色々指摘されるのが面倒になりやらなくなる場合もあります。
何もしない旦那にイライラしなくなる解決策とは?
では、何もしない旦那に対しイライラしなくなる解決策などはあるのか考えてみましょう。
すべてを一括して業者に頼む
もう全てを業者に頼みましょう、今は梱包から荷解きまでセットになったプランを掲げている引越し業者も多いです。
粗大ごみを回収してくれるところもあるので更に引越しが楽になります。
重い家具や電化製品は素人が運ぶと体を痛める事もありますし、上手く運べず部屋の壁などを傷つけてしまいます。
ご主人が業者を使うことをしぶっているのならば、どれほどメリットがあるのかしっかり調べて力説して説得しましょう。
必要なことを優しく伝えて説得する
「なんでやってくれないの?」と怒りや不満ばかり伝えると、余計動きません。
自分がやる部分、旦那がやる部分の分担を書き出して伝えましょう。
伝えるときも「テレビ回りの梱包お願いしてもいい?配線だけまとめてくれると助かる」など具体的にやって欲しい事を伝えましょう。
その際には「○曜日がゴミの日だから捨てたい物があったらそれまでにまとめて教えてね」と促しておきましょう。
「~しておいて」と強く言うのではなく、「~したいけど私だと力が足りないから~してくれる?」と目的を伝え疑問形で聞くのも効果的ではないでしょうか。
休憩時間を明確化する
しっかりと荷造りやゴミをまとめる時間として集中する時間と、美味しいスイーツを予め購入しておき休憩時間を分けるのはいかがでしょう。その際には作業をするのは何時までにすると決めておきましょう。
短時間で終わらせたいのも分かりますが無理して時間をつかっても集中力もなくなるので少し余力があるぐらいで終わらせて明日はどこを片付けるかきめておくといいかもしれません。
プライド的にも妻一人にさせているとなると旦那も休みにくいですし休憩時間中に残りはどうするか、何か足りないものがないかなど話し合いができ次の作業がスムーズにできるのではないでしょうか。
荷解きだけやってもらう
何度言ってもやってくれないのであれば妻は荷造り・荷解きは旦那と役割分担を明確にしましょう。
妻が全てやってくれると甘えるようになってしまうため、引っ越し先で段ボールが邪魔でもそのままにしておいて多少は自分でやらせましょう。
まとめ
引越しは家の荷物を動かすだけでなく、書類の手続きや、業者の手続き、お子さんがいる家庭では子供の転校手続きなどやる事は多いです。
ですが、夫婦で優先順位をつけ、絶対にしなければいけない事で、旦那じゃないとだめな部分をどう動かない旦那に動いてもらうか、とても難しいことだとは思います。
引越しで動いてくれずそのせいで喧嘩になってしまうとイライラして精神的にもよくありません。
イライラした中での話し合いは上手くいかない事も多いので、全て業者に依頼してしまったり、短時間で無理に引越ししようとしたりせず上手く隙間時間を見つけてリラックスしながら引越し作業がんばりましょう。