介護を嫁に押し付け!介護疲れのストレスと離婚問題を解説

離婚原因

義両親の介護についてどうされていますか?

介護を行う家族の中には、妻に全面的に任せきりにしてしまい、自身は手伝うことなく、妻が両親の世話をするのは当然のことだと考えている人もいるのではないでしょうか。そのような方々は、ストレスや様々な問題を抱えていることが考えられます。

なぜ介護離婚・介護放棄が起きるか|根本的な理由

なぜ義両親の介護が苦痛になり離婚する理由となる事が増えているのでしょうか。

根本的な理由をいくつか考えてみましょう。

「姑の介護は嫁の役目」「介護は長男の嫁がすべき」という考えを受け入れられない

結婚後、義両親の中には「嫁は夫の家に尽くすべき」「長男の嫁が介護するのが当然」といった考えを持っている人がいます。
初期は協力的でしたが、夫や義両親、義兄弟との意見の相違や価値観の違いが大きくなるにつれ、徐々に介護に冷静に対応し、話し合うことが難しくなっていきます。

当然のように妻が介護するという前提で話が進められ、自分の意見を聞こうとしないことや、日頃から嫌味や罵言を浴びせられると、介護に前向きにはなれません。

日常生活が大幅に制限される

共働きや育児に加えて介護の責任まで負うことは、時間的な余裕がなくなり、生活の様々な面で手が回らなくなりがちです。
日々の生活に追われ、自分の時間を持つことが難しくなります。

また、義両親の世話に追われるあまり、一人になれる時間はもちろんないですし他の人との交流も制限されてしまう可能性があります。

場合によっては、義実家の近くへの引越しや同居といった選択肢も検討せざるを得なくなるでしょう。

そうした生活の変化に伴い、自分の生活基盤を犠牲にせざるを得ないでしょうし、そもそも妻だけが動くのが当たり前だと思われると何とも言えないジレンマに陥ることもあるかもしれません。

身体的・精神的に負担が大きくバーンアウト

日常生活全般の介護は身体的に非常に大変な仕事です。起床や入浴、トイレなど、力を必要とする作業が多く、介護者の肉体的負担は極めて大きいものがあります。

さらに、認知症の進行に伴う暴力や暴言、徘徊などの問題行動は、介護者の精神的ストレスを増大させます。特に、異性の介護となると、身体的・精神的な負担は計り知れません。

介護の知識や技術を持たない妻が、全ての介護を担当せざるを得ない状況も少なくありません。にもかかわらず、仕事や遠方を理由に、夫や親族からの支援が得られないこともあり、ワンオペ介護を強いられることになります。

このような状況が続けば、介護疲れに陥り、精神的に追い詰められてしまう可能性も高くなります。そうなれば、介護を放棄して逃げてしまうこともあり得るのです。

介護トラブルをあらかじめ回避するには?

老後の面倒は、事前の冷静な話し合いが重要

将来の介護問題について、夫婦で事前に話し合うことが大切です。義両親が要介護になった場合、どのように対応するかを検討しておくべきでしょう。

妻にも自分の両親の介護を担う可能性があるため、両親の老後の面倒は言わずとも嫁がするのが当然だと思っているご主人もいるので結婚前に話し合うのが理想的ですが、夫婦となっても話し合う事はとても大事です。夫が「介護しなくてもいい」と言っていても、実際に状況が変わった際に「やってくれると思っていた」と考えるかもしれません。

義両親本人や義兄弟などの親戚にも意見を聞いておくことも有効です。また、介護を行う場所についても話し合いが必要です。同居する場合は、周りの友人関係の維持や生活への馴染みなど、精神的な負担も考慮しなければなりません。

このように、介護問題について夫婦で十分に話し合い、関係者の意見も踏まえて、事前に対応策を検討しておくことが重要です。

同居ではなく、距離を置いての介護を考える

話し合いの末に同居を決めた場合と、やむを得ず同居することになった場合では、後者のほうがストレスが高くなり、衝突も増える傾向にあります。

近所に住むほどの距離感なら、すぐに駆け付けられたり、生活環境も別になることで、精神的にゆとりを持てるかもしれません。

ただし、場合によっては「召使いのように呼び出される」ケースもあるため、同居や近所への引っ越しが必ずしも適切とは限りません。

何事にも適切な距離感があるので、自分たちのケースを丁寧に見極める必要があります。

「介護をしない」ということをはっきり伝える

介護を行う際には、さまざまなサービスを活用することが重要です。ホームヘルパーや行政の介護支援サービスなど、利用可能な支援策を最大限活用することをおすすめします。

プロのサービスを利用すれば、要介護者との付き合い方や知識を持つプロの助言は大きな参考になり、適切な対応や作業の効率化が期待できます。プロを利用することでトラブル解決も容易になります。

また、自身ができる範囲内で金銭的な援助や手伝いを行うに留めておくことも必要です。
ご主人や義両親・義兄弟と話すときも、介護は此処までしか手伝えない事、はっきりと今の自分達にできる事を伝えておくことはとても重要です。自分にできることの限界を明確に伝えておくことをお勧めします。

まとめ

義両親の老後の心配や介護の問題は実際にその時にならないと分からないのは良く分かります。

実際介護中でストレスが溜まっている人、手伝いもしないのに口だけ出してくる人のように、様々な問題を抱えた方がいらっしゃると思います。

誰かに押し付けて終わりではなく、介護疲れで思い詰める事のないよう使えるものは何でも利用してなるべく全員の負担が減るように、よく話し合うことがとても大切です。

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