旦那が専業主夫の現実|情けない?別れる?きっかけや悩みなどを解説

家庭問題

夫が何かのきっかけから専業主夫になっている方やなりそうな方はいると思います。

なぜそうなってしまったのか、主夫のメリットやデメリット、夫婦で望んだ上の主夫なのか、などいろいろな問題を抱えてしまう事もあるのではないでしょうか。

そんな中、専業主夫の悩みや解決する方法など考えてみましょう。

専業主夫になるきっかけ&主夫のメリット

昔は専業主婦と言えば妻の事をさしていましたが、今は専業主夫を選んでいる家庭も聞くようになってきました。

専業主夫になるきっかけや、主夫を選ぶメリット・デメリットなど、主夫にある悩みから解決方法まで挙げてみたいと思います。

夫が専業主夫になるきっかけは?

病気や怪我をきっかけに夫が会社を辞める事になり、そのまま専業主夫を選ぶケースもあります。そういった場合、主夫に最初からなろうと思ってなったわけではない人も多く、病気など色々な理由から専業主夫を選ぶしかない場合もあるのです。

妻のキャリアアップと出産をきっかけに、夫が専業主夫になるパターンもあります。子どもができた後に、妻の仕事の関係上、家事・育児を分担するのが困難となり、なおかつ妻の方が稼ぎが多い場合、夫が主夫になることを自然と決断するのは自然な流れの場合もあります。

また、子育てに主体的に関われる事が喜びだという男性が主夫になりやすい場合もあります。

夫が主夫になるメリットは?

夫が主夫になるメリットとしては共働きにありがちな悩みが減った。
どちらが子供を迎えにいくか、どちらが子どもが病気の時に休むかなどで揉めていたが、主夫となったことで今までの夫婦で揉めていた事を夫が理解してくれるようになり家庭内のいざこざが減ったと聞きます。

父子の時間を楽しむことができるようになった。
一般的な家庭では、母子の絆が強くなりがちですが、主夫になったことで子供と過ごす時間が増え、こどもの成長を近くで見守ることができるようになったと話す人もいます。

妻のキャリア形成に影響を与える。
女性でも上昇志向が高く、仕事を続けたいと考える妻は多くいます。仕事を続ける事を夫の理解がある事で妻は主婦になることなく、仕事を続けることが必要不可欠となるのです。夫も主夫になることで、妻をサポートし妻が幸せでいてもらえると考える人もいるのです。

情けない?みんな別れる?専業主夫ならではの悩みとは

妻に働かせて情けない、と心無い言葉を投げかけたりする人もいます。主夫を選んだ際のよくある悩みと妻にも努力が必要な場合もある事をご存じですか。

主夫によくある悩み

とにかく一番多いのが専業主夫に対する偏見の多さではないでしょうか。
妻のヒモのようにみられてしまうことがあり、「専業主夫の家庭はみんな別れる」「妻を働かせるクズ」等と言われることがあるようです。
専業主夫だと伝えると、男性女性関係なく単なる無職で何もしない人と思われることが多く、「男は働いて家族を養うべき」という価値観に悩まされる方もいます。
そういった偏見の目を向けられる事もあると納得して主夫になったものの、世間や周囲の意見だけではなく、自分の中にある古い価値観から自分で「情けない」「恥ずかしい」と感じてしまう方もいるのです。

ママ友との距離感が難しい。
幼稚園や保育園などの対応する保護者はやはり女性が多く、女性ばかりの中に入っていくのが難しい事もあるのではないでしょうか。
偏見の多さから、変な誤解を生みたくないので、適度な距離感を保とうと努力している場合もありますが、だからといって全て遠ざけてしまうと情報も得られなくなり、いざというときに誰にも聞けない事もでてきます。

結果的に、主夫は社会との接点を持てずに、閉塞感やストレスを感じる場合も出てくることもあるでしょう。

専業主夫のつらい現実…解決する方法は?

専業主婦を選択したことにより、現実で起こりえる悩みは女性と同じようにありますし、何なら偏見の目で見られる事も少なくありません。
そんな辛い現実を解決する方法はあるのでしょうか。

専業主夫の悩みを軽くする方法はあるか

まずは自分に厳しくしすぎない事です。
「何もやっていない恥ずかしい情けない夫」「妻を働かせる夫」のレッテルを貼られないようにするために、自分の時間や行動を過度に制限する主夫も多いです。
また、家計を管理していることから節約のために外に出かけない主夫もいます。
まずは、主夫であることに疲れてしまわないように、自分を労わることを心がけるべきではないでしょうか。

世間の意見や偏見は無視してもよいのです。重要なのは自分の妻や子供達家族であり、周囲の意見は関係ないのだということを改めて理解しましょう。

主夫だからと我慢しすぎるのではなく、息抜きも重要です。たまには趣味に没頭したり、主夫だからこそできる平日の昼間にできるプチ贅沢を楽しむのも有効です。自分の時間を作り自分を癒す時間を作りましょう。

妻側の努力も必要

夫だからと自分ひとりでの努力で悩みを解決せずに、妻側の努力も重要です。

夫婦間で定期的にデートをしてみてはいかがでしょう。夫婦関係を良好に保つためにも、夫と一緒に出かける日を作るのは重要です。子どもは実家に預けるなどして、独身時代の気分に浸ることで夫のストレス解消にもつながるのではないでしょうか。

妻は、夫の話を聞くことが大事です。夫は自分から積極的に話さない人も多いので、興味関心を持ってコミュニケーションを取ることが大事。

妻は、家事・育児を全て任せない。どれだけ忙しくても、休日は家事を分担するなど全てを夫に任せず、いっしょに協力する姿勢を示し、お互いを尊重する姿勢を持つことが大事ですし、夫の負担を少しでも軽くして、ストレスを減らしてあげる努力も大切です。

まとめ

専業主夫を選ぶことになった時に夫婦で話し合いはしたはずなのに、妻はつい、仕事が忙しいからと家事や子供を夫に任せきりになってしまう事は主婦でも主夫でも変わりありません。

主婦や主夫でも同じ悩みやストレスは感じるのです。

主夫になるきっかけは様々です夫婦間で乗り越えられる問題も多いはずですのでしっかりと悩みを打ち明けられやすい環境をつくっていきましょう。

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