スマホ育児と後悔|スマホが親子に与える影響と対処法

家庭問題

スマホは今では生活する上で必要不可欠な物になっています。

必要な情報を調べたり、支払いに利用したりと色々な用途に利用できるようになりました。

育児においてもスマホを利用するスマホ育児が問題になっていますが、なぜ問題になってしまうのでしょうか。上手くスマホを利用する方法とは、依存症への対処などを解説いたします。

スマホ育児は後悔する?子育てへの悪影響

スマホを利用し育児し続けると子供への影響は悪い物になってしまうのでしょうか。

昨今言われているスマホ育児とは何か、スマホが与える影響とは依存してしまう妻にあるケースとは何か挙げてみましょう。

「スマホ育児」とは

スマホ育児とは、小さい子供の育児に関しスマホを利用することです。

例えば、待合室などで子どもに大人しくして欲しいときや、静かにして欲しいとき、泣き止んで欲しいときなどに、スマホを見せておくと大人しくしてくれることから、「困ったらスマホ」と頼るようになり、何かあればついスマホを渡してしまう事です。

他にも教育の一環として知育アプリを使わせるケースもあります。

例えば、英語のアプリを使わせて、英語の勉強を自習してもらうと、子どももスマホを触れると喜んでくれるからとついアプリを起動させがちです。

ただ、母親も「困ったらスマホ」というように育児をスマホに依存するようになり社会問題化しています。

スマホ育児が与える子どもへの4つの影響

子どもの身体に影響する。

例えば、夜遅くまで見る事により脳が覚醒してしまい夜は眠れないし、その分朝は起きれないといったことが増えたりします。ブルーライトの影響により、ドライアイ・目の疲れ・頭痛が現れるようにもなります。

有害な動画を閲覧し、言動に影響を与える。

YouTubeを見せている間は静かだからと見せている間に勝手に違う動画を見始め、迷惑系Youtuberなどの使う暴言を真似るようになった時には遅いです。思春期にはまだ程遠いのに、いつの間にか卑猥な動画を検索して観るようになっていて、どう対処すれば良いかわからない方も。

ずっとスマホを見てしまう。

何をするにもスマホを持ったままで、食事中も、家でも、外でも常にスマホを触るようになり、親子の時間もスマホに邪魔されているように感じるのではないでしょうか。

スマホを取り上げると、泣き出すようになってしまった。

子供にスマホを与えたら機嫌が良くなったので、スマホに頼っていたが、今度は取り上げるタイミングに悩んでしまう。取り上げると泣き出したり、怒ったり、といった問題行動が目立つようにもなる。

スマホ依存症妻によくあるケース

スマホで育児するだけではなく、育児中にスマホを触っていないと不安になり、スマホがそばにないと不安といった依存の症状が出始め主婦がスマホばかり触ってしまうケースもあります。

育児のストレスから解放されるために、SNSなどを常にチェックするようになり常にスマホを見るようになっている。あるいはゲームに夢中になってしまっている。その事を指摘すると怒る。

食事中もスマホを常にチェックしており、家族での会話がほぼなくなってしまっているし、旦那が話しかけても上の空でコミュニケーションを図るのが難しく、夫婦の仲が冷めてしまう。

子どもよりもスマホを優先してしまう事も。

例えば、子どもが泣いていてもチラッと見て大丈夫そうならそのままスマホを見たりして、子どもが親との関係を築くことができず、悪影響を及ぼす可能性もあります。

将来的に子どもが愛着障害を発症する可能性もあるのです。

スマホ育児はやめるべき?上手に付き合う方法と依存症への対処法

一概にスマホ育児は絶対にしてはダメだと言うわけではありません。

上手く利用するにしても節度を持ち、依存症を解決する方法も模索してみては如何でしょうか。

スマホに頼っていい?スマホ育児を上手に利用するには

スマホを利用した育児にはメリットもあります。

知育アプリの利用などでメリットを享受しているケースもあるので、使い方をうまく制限することが重要です。

親のスマホから子どものスマホ利用を管理できる機能や、フィルタリングなどを積極的に利用しましょう。

面倒くさいからと親が曖昧にしてしまうと子供はそれを敏感に察知し親が思っていない使い方をしたりします。

1日1時間の利用にとどめるなど、利用時間の制限のルールを守らせるようにしましょう。

宿題を終わらせてから、何時まではゲームやスマホは禁止など条件を決めるのも大切ですが、どうしても静かにしてほしいときにスマホに頼ってもいいのです、「絶対にスマホは渡さない」「有害な物は排除する」など完璧主義になることはせず、母親は自分にプレッシャーを与えすぎないことも重要なのです。

母親のスマホ依存症を解決する方法

それまで常にスマホを触っていたことを一気にやめ、見なくなることは難しいので少しずつ使い方を調整しながら、使用時間を減らしていく工夫をしてみましょう。

①家族でコミュニケーションを取る時間を優先する。

食事のとき・育児をする時・寝る前など、スマホを触らない時間や日数を決めておく。

子どもは、母親が自分を見ているかどうかにとても敏感です。特に、子どもの声かけにきちんと反応するためにも、それまでスマホを触りながらおざなりに返事をしていたであろう自分を反省し子どもが中毒にならないためにも育児の時はスマホを触らないことが重要です。

②家の中でスマホを常に携帯しない、などスマホに依存しないための小さな工夫をする。

家の中でもスマホを常に触っていたい気持ちも分かりますが、依存を辞めるためにもまずは家にいる間はスマホを触らない工夫をしてみましょう。

家族以外の通知やバイブレーションをオフにしたり、不要なアプリを削除したり、スマホを置く場所を決め、自宅にいる間はそこに常に置いたり隠して置いたりすることもお勧めです。

まとめ

育児にスマホを利用することは一概に全てダメではありませが、常にスマホを見せ続けることは子供にも親にもよくありません。

親もスマホに依存しすぎて子供の声に反応できなくなってしまっては子供とのコミュニケーションが取れなくなってしまいます。

あくまでも親が主体になって子育てをおこない、スマホは旨く便利に利用するに留めておきましょう。

子供の成長は早く、大きくなってからもっとしっかりと見ておけばと後悔しても遅いのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました