結婚生活を過ごすうちにふと気づくと自分が疲れてしまっていると感じる事はありませんか。
付き合いたての頃や新婚の頃は何をするにも新鮮に感じ、例え何度も同じことをしたとしても楽しく過ごしていた事がいつの間にか、慣れきってしまい何をするにも感動も薄れている事はありませんか。
夫婦仲は普通だと思ってはいるけれど、だからと言って何かを一緒にしようとも思わない事も増えていてこのままで大丈夫なのだろうかと不安になったりしていませんか。
結婚生活の疲れや原因、それを乗り越える方法など考えてみましょう。
結婚生活が疲れた!そのように感じる原因とは?
結婚生活が疲れてしまっていると感じたとしても、何故そのように感じてしまうのでしょうか。
少しの不安や生活の変化など考えられる原因をいくつか挙げてみましょう。
価値観の違い
結婚当初は価値観のズレを感じたとしてもお互いに譲り合う事も多いですが、結婚生活が長くなると、その譲り合いが不満となりストレスになりがちです。
価値観の違いは結婚生活においてあらゆる面に出てきます。
育ってきた環境が違うので金銭感覚などがズレていると感じる事も多々あると思います。
親族の付き合い方も、かたや必ず親族全員が実家に集まる家とあまり親族で集まる事が少ない家だと当然違ってきますよね。
子供の教育に関しても、受験の是非や学校選びのポイントも違ってきます。
そのズレを感じたまま何の対応もせずに過ごしていくと、後々大きなストレスの原因となる事もあります。
時間の余裕がない・家事育児の負担
共働きの場合など、仕事と家事で自分の時間が全くなく疲れてしまっていませんか。
特に子供ができると、さらに大変になるのではないでしょうか。
気持ちに余裕をもって子供に接する事も難しく、旦那は妻が家事や育児に潰されそうになっている事に気が付かない、気づいてもかけてくる言葉によってはとても大きくストレスを感じるのです。
金銭面での余裕がない
旦那の収入が低くお金がないと、不安が常に頭から離れず辛くなりやすい方もいます。
老後の不安や、教育費の不安、借金・ローン返済などがいつも気になり大きなストレスになる方もいます。
旦那の仕事が続かず低収入だったり、家族の知らない間に旦那が自分の好きな事(ギャンブル・趣味)などにお金を使ってしまい、自由に使えるお金が少ないので心から生活を楽しむことが出来ない方も多いのではないでしょうか。
毎日の生活が変わらない
数十年と続く変わらない生活のルーティーンに疲れてしまう方も。
このままの生活ルーティーンがこのまま一生続くと考えてしまい、耐えられない気持ちになってしまうのではないでしょうか。
毎日献立を考えて、買い物に行って、料理して、片づけして・・・と、この先も続くと思うと疲れてしまいがちです。
専業主婦の場合ですと、毎日やる事が家事しかないと感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
感謝されない
何をしても感謝されず、旦那の母や家政婦のような気持になってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一生懸命ご飯を作り、持って行ってもスマホや何かを見ながら無言で食べている。
旦那の生活リズムに合わせて毎日お弁当を作っているのに感謝の言葉一つもない方いませんか。
家族の為に家事をすることが当たり前だと思われていて、どんなに頑張っても認めてもらえない事に大きなストレスを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
私たちって倦怠期・・・?倦怠期の夫婦に見られる特徴
夫婦における倦怠期とはいったいどのような事なのか特徴をあげてみましょう。
会話がない
コミュニケーション不足は倦怠期の大きな特徴です。
相手に興味・関心がなくなってしまい、話すことがないのです。
一緒に暮らしていくうちに「その話、前も聞いたな」と言う事が増えてしまう事が原因の一つです。
子持ちの場合は、子供がいる間は会話はあるのですが子供が寝てしまうと会話が続かないのでいつの間にか会話が無くなってはいませんか。
共通の話題が子供の事しか無くなっていることの現れです。
お互いに関心が薄れる・連絡が少なくなる
倦怠期の場合は双方が互いに興味のない状態になりがちです。
旦那からLINEの連絡が来ても「既読」が付けば読んでいると相手にも伝わるからと返信すら億劫になりしていない事ありませんか。
倦怠期だと浮気の事実にも旦那が他の女性と仲良くしていても無関心になりがちです。
嫌なところだけは目につく
基本はお互いに無関心だけれど、イヤな所が目につきませんか。
別に嫌いとかではないですし、何をしていたとしても興味はないのに、旦那が家に居ると今更ながら服の脱ぎっぱなしが目についたり、休みの日だからとゴロゴロしていたりと、嫌な行動だけが目につきイライラしたり落ち込んだりしてしまう事もあるかもしれません。
結婚生活の疲れ・倦怠期を乗り越える対処法
結婚生活をおこなっていくうえで、倦怠期をどうやって乗り越えるか、疲れを残さないようにするか色々と考えてみましょう。
「旦那を子供」と考え、コミュニケーションをとってみる
いつもの調子で話そうとすると、上手くいかなかった訳ですから、旦那の事を「大きな子供」と考えてみるのはいかがでしょう。
子供に教えるように接すると、喧嘩の頻度も減るのではないでしょうか。
今までは些細な言葉から喧嘩になっていた事でも言い方を変えてみると違った反応がある場合もあります。
厭味を言うのではなく子供に言うように言葉遣いを変えてみましょう。
「また帰り遅かったね、何していたの?」
「こんなに遅くまで仕事大変だったね、お疲れ様!」
何かを頼む時も
「○○して」と命令口調で言うのではなく「○○してくれる?」このように頼んでみましょう。
もちろん頼んでやってくれたらしっかりと感謝しお礼を言いましょう。
自分でも言い方が悪い事もあるかもしれませんし、言い方などを見返すいいチャンスかもしれませんね。
「夫婦共通の趣味」を見つけてみる
共通の趣味があれば、夫婦で過ごす時間も多くなり、自然と会話も増えていくのではないでしょうか。
新しい共通の趣味を見つけると生活の充実感も増し、冷静に物事を考えるきっかけにもなるのではないでしょうか。
アウトドアだと、ガーデニングや食べ歩き、キャンプやスポーツもいいですし、DIYなどもお勧めです。
自宅の壁を塗り直したり、ゆくゆくは中古住宅を購入し自分達でDIYするのも夢があっていいですね。
インドアですと、映画鑑賞やカラオケ、二人でプレイできるゲームもお勧めです。
手軽に出来る事からですと、ウォーキングやドライブから始めてみてはいかがでしょうか。
日頃の感謝や謝罪を伝える
結婚生活が長くなると「当たり前」の事が増えてきます。
お互いがお互いの為にしている事に関して感謝の気持ちを伝えなくなりがちです。
「ありがとう」や「ごめんね」という一言がコミュニケーションのきっかけになる事もあるのです。
事務的な会話ではなく、感謝を込めた会話を心がけてみるのはいかがでしょうか。
記憶を蘇らせる
昔よくしていた事などありませんか、お互い忙しさを理由に段々としなくなった事があるはずです。
新鮮な気持ちを蘇らせることが重要です。
たまには夫婦で特別なデートをしてみませんか、恋人同士だった時の事を思い出すのがいいのではないでしょうか。
特別な想い出の場所や行って見たいと話していた場所でディナーや、誕生日を特別に祝ってみたり、浴衣を着て花火をしてみたり、こんな歳だからと言わず楽しむ事がとても大切です。
その時に、おしゃれをする事も忘れずに、大切なポイントです。
普段つけなくなったアクセサリーをつけたり、履かなくなったヒールを履いてみたり、形から入る事で昔により戻った気持ちになり。
お互いの思い出話で盛り上がるのではないでしょうか。
実家に帰省してみる
実家や故郷は、気持ちの整理をするにはもってこいの場所です。
時間や距離をあけることで、拗れた関係の冷却期間にもなります。
旦那に危機感を与えると共に、妻がいないとどれだけ大変なのかが理解でき、妻の大切さを知ってもらう事も出来ます。
ただし、あまり長期期間家を空けると拗れる可能性も大いにあるので注意が必要です。
まとめ
結婚生活に疲れたり、ストレスを感じたり、旦那への気持ちの持ちようやコミュニケーション不足からなる倦怠期を迎える方もいらっしゃると思います。
価値観のズレだったり、自分に余裕がなくなっていたり、金銭面の不安や毎日の生活の変化のなさからくる疲れもある方もいらっしゃるでしょう。
うまく自分に合った乗り越え方を見つける事も長い結婚生活においてとても大切な事なのではないでしょうか。