離婚後自分の手で子供を育てているシングルマザー。
結婚生活の中で離婚を考えた時にシングルマザーになるメリットデメリットを考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。
苦労している事やどういった点がメリットとして考えられるのか、不安な時に乗り越えるための方法など考えてみましょう。
シングルマザーは大変・・・?苦労している6つのこと
シングルマザーはとても大変だと言われる方も多く苦労する事も多いのではないでしょうか。
では、どのような場面で苦労する事が多いのか6つの事について考えてみたいと思います。
家計が苦しい
シングルマザーの貧困は社会問題にもなっています。
結婚が早く働いた期間が短かく、特別な資格や経験等なく離婚前まで専業主婦やパートだった場合、職探しや転職に苦労する方は多く、子供がいる場合には、保育園のお迎えや病気の時の看病など、時間的な制約がでてきます。
時短勤務や早退・遅刻などの条件を認めてくれる職場となると選択肢が限られますね。
仕事を探す事・好条件で働く事も難しいため、収入が十分に得られず苦労する方もおおいのではないでしょうか。
仕事と育児の両立が難しい
仕事も育児もどちらも責任が伴うため、バランスをとらなくてはなりません。
「睡眠時間がほとんどない状態で働いている」「昼間は仕事、帰ってからは家事で、子供との時間はご飯とお風呂の時間のみ」という経験談もあります。
子供に寂しい思いをさせたくはないが、生活の為に子供と接する時間が少なくなるケースも多いのです。
頼れる相手がいない
仕事やお金、恋愛など悩みはたくさんあると思います。
しかし多くのシングルマザーは相談できる相手がいない悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
両親には迷惑かけられないと、親に相談出来ない人もいますし、偏見を経験したことがある場合には、友人も信用できないケースもあるのではないでしょうか。
漠然とした不安や寂しさ
シングルマザーになると「自分がしっかりしないと」という漠然としたプレッシャーを感じる方は多いのではないでしょうか。
夫婦そろって街を歩く家庭をみて、寂しさを感じる人も少なくはないです。
子供が親子そろって歩いている姿を目で追っていたりすると申し訳ないという気持ちにもなるでしょうし、生活が思い通りに進まない事から自分を責めたり、不安を感じたりもします。
以前、専業主婦だった場合、趣味に時間を確保できていたケースが多いですが、自分の時間が取れなくなる事も、ストレスの大きな原因になっているケースもあるのです。
周囲からの偏見の目
ひとり親の家族は、家族の一つの形として市民権を得るようになりましたが、まだ偏見に満ちた態度を取られたり、悪意ある視線に晒されたりする事もあります。
「離婚した理由をママ友に流された」「話しかけても無視された」などの経験談もあります。
あからさまな態度をとらなくても、腫物を触るように接して来られたケースもあります。
恋愛がうまくいかない
シングルマザーになったら、新しい恋愛を探す事ができると考えられます。
しかし実際は、日常生活のタスクに忙殺され、デートに行く時間も取るのが難しい方も多く、デートのお金がない、子供を預かってくれる人がいないなどの問題もあります。
シングルマザーにメリットはあるのか
シングルマザーになるという事にメリットはあるのでしょうか。
とにかく自由に物事を選び決断できる
子供の教育方針や生活のおいての部屋のレイアウトやインテリアなど、旦那と相談して決めていたような事も自由に決める事ができます。
子供が大きくなれば、時間やお金の制限もなくなり、さらに自由な生活がおくれるようになれるのではないでしょうか。
「新しく自分が挑戦したい事になんでも挑戦できる」という体験談もあります。
離婚前に抱えていた夫や義両親など人からの束縛・ストレスからも解放され自由になれるのではないでしょうか。
親子の絆が深まる
ひとり親だと当然子供は不安や孤独感を感じる事もあります。
しかし、子供に自分の持つ全ての愛情を注いで育てるシングルマザーは多く、唯一遊べる日曜日は毎週子供と全力で遊び、子供との会話をとても大切にしています。
子供も、母親が自分の為に頑張っている事を感じ取り、母親思いの子供に育ちますし、お互いにお互いを思いやり、絆を深める事ができるのではないでしょうか。
シングルマザーならではの不安を乗り越えるための4つの方法
子供を育てる不安や悩みは誰しもが持つことではありますが、一人で子供を育てるシングルマザーならではの不安もあると思います。
そんな時に不安を乗り越える為の4つの方法をあげてみたいと思います。
乗り越えるまではいかないでも考え方などの切り替えができるようになればいいのではないでしょうか。
気持ちにゆとりを持って、ストレスを溜めないようにする
シングルマザーは大変な事も多いですがメリットも多くあります。
メリットの方に目を向け、ボジティブに捉えるよう心がけましょう。
何事も完璧を目指すのではなく気持ちにゆとりを持つことが大事です。
周りの人と比較せず自分らしさを失わないことが大切ではないでしょうか。
節約術で家計を守り、経済的なゆとりを確保
お金がないというストレスは精神的な苦痛も生み出してしまいます。
結婚当時は収入が多くとも出費も多かったのではないでしょうか。
しかし、今は収入が減ったとしても出費する金額も減らす事ができますし、ネットなどで節約術も学ぶことができ受け取れる手当なども確認できます。
食費や通信費などを節約しつつ、公的制度なども利用しながら家計を守ってみてはいかがでしょうか。
お金があれば時間的ゆとりを生み出し、結果的に精神的にもゆとりができます。
離婚を決断する前なら、職を見つけある程度貯金ができてから離婚するようにしてみてはいかがでしょう。
他のシングルマザーと励まし合う
同じ悩みや不安を共有できるのは、同じ境遇にいるシングルマザーだと思います。
同じ境遇の人と話をすることで、シングルマザーを通じて感じる孤独感を軽減することができるのではないでしょうか。
シングルマザーの支援団体に参加し、知人の輪を広げることもできます。
1人ではないと思えますし、辛くてもまた頑張ろうと新たに踏み出すこともできるのではないでしょうか。
しんぐるまざあず・ふぉーらむ
https://www.single-mama.com/
日本シングルマザー支援協会
https://シングルマザー協会.com/
周りに頼る
友人や実家、保育園や学校の先生、地域の子育てサービスなど頼れるものに頼ってみるのはいかがでしょう。
子供がある程度成長していれば、家事なども簡単なものは手伝ってもらうのも一つの方法です。
自分がSOSをだしていないだけで、声をあげれば手伝ってくれるというケースも多く、周りにお願いする勇気をもち、声を上げる事が大切なのではないでしょうか。
まとめ
シングルマザーを選択する理由は人それぞれあると思いますが、シングルマザーになり貧困や子育ての問題で悩む人は多いと思います。
しかし何かしらの困難があるとは思いますが自分で自由に選択や決断をすることができるようになり、すべてを一人で行う事になるので色々な支援制度やサポートを利用しながら母親もしっかりと休む時間を見つけ子供と笑顔で過ごせる日々を作っていけるといいですね。
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