PTA問題|トラブル、必要性、やりたくない場合等を解説

家庭問題

学校と保護者が連携し、子供たちの教育や学校生活の充実を目指す組織ですが、PTAの必要性や強制参加、人間関係のトラブルもありがちです。実際にどのような問題があるのか考えてみましょう。

PTAは不要?よくあるトラブル

「PTAって本当に必要なの?」PTAについて疑問をお持ちの方もいるでしょう。なぜそんな事を考えてしまうのか、考えられるトラブルを挙げてみました。

PTAの必要性はある?メリット

PTAは、子どもの福祉向上を目指して教師と父母が協力して設立された組織です。

PTAが企画する行事によって、子どもたちは喜びを感じることができ、子どもたちが喜ぶ姿を見ることで、参加者の方々も「やってよかった」という満足感を得ることができるのです。

さらに、PTAの活動によって、学校の教師や他の親との交流の機会が増え、これにより、子どもの教育に関して不安な点を解消することが容易になりました。身近な人たちとすぐに相談できる環境が整ったことで、参加者の方々は安心感を抱くことができるのです。

PTAに対する意味のわからなさ・悩み

多くの親がPTAへの参加を望まない人が増えています。その理由として、無駄な会議が頻繁に行われ、時間が奪われることが挙げられます。また、仕事や育児などの理由で参加する時間がないという方もいます。さらに、PTAに関わることでトラブルに巻き込まれたという経験をした方もいます。

PTA自体の存在意義について理解できないと感じている人や、時代遅れだと考えている人もおり、特に共働きの親の場合、時間を無駄に使いたくないという考えが大きいです。

また、自動加入により参加費が引き落とされることに疑問を持っている人もいます。学校に入学する際に自動的にPTAに加入させられたケースが多いため、この点について意思確認がなされないことは問題だという意見もあります。給食代と一緒に参加費が集められるケースもあるため、このような手続きが問題視されているのです。

PTAでよくある人間関係のトラブル

役員業務は非常に忙しいです。業務が過多で、家事をする時間がなくなることがあります。そのため、役員は家庭生活に大きな負担を感じている人もいます。

ママさんたちの中には派閥が存在している場合もあり、既に決まっていることに関しては、派閥外の人の意見が通らないことがあります。新しいアイデアを出しても却下されることもあるでしょう。その人が好きではないから一緒にやりたくないと言われることもあり、他の人々を排除しようとする傾向が見られます。

役員に選ばれたにも関わらず、定例会に参加しなかったり、役割を果たさなかったりする人には他の人からは不満が溜まるでしょう。スケジュールを調整して参加している他のメンバーからも不満が出ています。

役員の中で仕事の分配に偏りが生じています。この不均衡が不満を引き起こしています。

役員になったのにLINEグループに入れてもらえなかったり、自分を差し置いて進んでいくことがあったりします。明らかな嫌がらせを受けたという人もいます。

性格の悪い人がいることもあります。他の人を批判し貶めることが好きな人や、注目を浴びて自己評価を高めたいと思っている人、相談せずに自分のアイデアや計画を押し進める人など、典型的なトラブルメーカーが存在します。

上記のような人間関係のストレスは、一部の人にとって心理的な負担やうつ病の原因となることがあるのです。

PTAを辞めることはできる?

忙しいのにPTAに参加しなければいけないのか不満もあるでしょうし、辞める事も考える人はいるのではないでしょうか。

PTA内でのトラブルは、その場で解決することが難しい

トラブルから感情的に高ぶりがちな場合でも、冷静な判断と妥協の姿勢が非常に重要です。問題解決のためには、一歩引いて客観的に問題を評価し、妥協案を探す必要があります。

ただし、PTAという組織では問題解決が難しい場合もあります。PTAのメンバーに協力、協調、コミュニケーションの重要性を伝えても、理解されない可能性が高いです。そのような場合は、PTAを辞めることも検討する必要があります。

入学時、総会時にPTAの入会を断る。

入学時に、PTAの入会を断ることが非常に重要です。きちんと文書化し、学校に提出することが必要です。

もし入学時に自動的にPTAに入会させられてしまった場合には、総会や名簿作成時に断るようにしましょう。個人情報を載せたくないという理由でPTAへの入会を拒否する人もいるのです。

PTAへの入会は強制ではないので、入会しない選択肢もあります。しかし、周囲からの嫌がらせを受けることもあるかもしれません。そのような場合には、教育委員会やスクールロイヤーに相談するという手段もあります。

PTAの退会を考える

PTAには既に入会している場合でも、もし辞めたいと感じたら、はっきりと辞めるべきです。後で退会の意思についてトラブルに巻き込まれないようにするために、退会届を文書で提出・送付することが良いでしょう。

PTAを退会すると、これまで参加できていた子どもの行事にも参加できなくなるケースもあります。このような場合、子どもに対する差別を禁止するために教育委員会などに相談し、争う必要があるかもしれません。

まとめ

PTAに入会後、子供たちが楽しそうに過ごす姿を見る事ができる一方で、人間関係のトラブルや無駄な会議による仕事や家事の時間を取られる事に不満を持つこともあるでしょう。

あまりに無駄だと感じる際にはPTAを退会する事も考えてもいいのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました