夫がずっと家にいるとくつろげない!主人在宅ストレス症候群の理由と対処法

家庭問題

普段は昼間家にいない夫が自宅にいるのは大きなストレス要因となっています。子育てに追われている中、さらに夫の存在が加わることで、主婦の方は通常以上のイライラを感じることがあるでしょう。

夫が自宅にいる状況には様々なパターンが考えられます。ストレスを感じる理由は個人差があり、ストレスを感じる理由やストレスを溜めない対処法などはないのか考えてみましょう。

旦那が家にいる3パターン

なぜ旦那が家にずっといるのかある程度パターン化できます。

仕事で疲れて休んでいる

平日は仕事に全力で取り組み、休日はその疲れを癒すために寝過ごしてしまうタイプの人がいます。

休日は体を休めて疲れを取り戻したいと考えているようですが、それが土日だけでなく、長期休暇の際にも同様の傾向がみられます。ダラダラと過ごすことで心身のリフレッシュを図ろうとしているのかもしれません。

しかし、家庭の絆を大切にすることも重要です。土日はゆっくりと過ごしたくなるものの、せめて長期休暇の最終日くらいは家族と過ごす時間を持つべきでしょう。そうしないと、妻は自分を無視されていると感じ、苦痛を感じることになりかねません。

インドア派

普段、仕事で緊張を強いられ、疲労感を感じているため、会社の行事や飲み会などへの参加を避けるタイプもいます。

インドアな趣味が多く、テレビを見たり、スマホを見ているか、ゲームをするかです。外出せずに楽しめる趣味が多く、一人で過ごす時間を苦痛だと感じません。

家事を行うわけではなく、ダラダラと過ごしているように見えてしまうため、妻はストレスを感じるかもしれません。アウトドア派な妻でしたらストレスも溜まってしまうかもしれませんね。

テレワーク・在宅勤務|コロナ等

テレワークや在宅勤務により、昼も夜も家にいることが当たり前になっている人もいます。

コロナの影響で在宅勤務を余儀なくされている家庭では、環境の変化に家族全員が戸惑い、夫婦間のストレスが高まることも少なくありません。

特に、小さな子供がいる場合、妻は顧客との電話会議や打ち合わせの際に、子供の騒ぎが入らないよう細心の注意を払わざるを得ません。

コロナ禍で子供の休校措置が重なったことで、家事、育児、そして仕事の両立が一層困難になっていると大変ですよね。

旦那がいるだけでストレスを感じる・くつろげない理由

旦那が1日中家にいるようになる事でストレスを感じる「主人在宅ストレス症候群」の主婦が増えているのをご存じですか。

なぜ旦那が家にいるだけでストレスを感じるのか理由を考えてみましょう。

旦那の家事・育児に不満。考えのズレが生じている。

旦那が家事に対して無関心であり、考えにズレが生じている場合。

例えば、奥さんが掃除をしている際に、「普通の他の母親ならばこれぐらいすぐにできるよ」「もっと手際よくやればいいのに」といったモラハラ発言を連発するなど、家事に対する理解が乏しいことがあります。また、奥さんが手を離せない家事をしている際に、「おーい、赤ちゃんがウンチしたよ」と、赤ちゃんのウンチを報告するだけで実際に交替して世話をしようとしないなど、家事への積極的な参加意思が見受けられません。

さらに、週に数回まとめてゴミ袋を捨てに行っただけで、家事のゴミ捨てを担当していると考えているなど、家事の実情を正しく把握できていないようです。加えて、奥さんの家事や育児の労いの言葉がなく、自分がやった時には感謝を求められるなど、家事や育児の報われなさを感じてしまっているようです。

このように、旦那の家事に対する無関心やズレが、奥さんの負担感や不満につながっているのではないでしょうか。

片づけたのに散らかす

夫は普段から片づけを行うことが少ないため、家の中は常に散らかった状態が続いています。上着をソファーに放置したままにしたり、食事の後に食器を片付けずにそのままにしたりと、日々の生活の中で整理整頓がなされていません。

その結果、家が汚れきった状態になっても、夫は特に気にしているようすはなく、むしろ妻が家事をしていないことを指摘されると不機嫌になってしまうのが実情です。このような状況では、妻にとっては家事の負担が増えるばかりで、夫婦の関係にもよくない影響を及ぼしかねません。

一緒にいる時間が増えても、最小限しか話さない

夫婦の絆が徐々に冷めてしまい、お互いに冷めた関係になってしまっている状況です。

夫が帰宅しても「疲れた」と言って、妻からの要求にも「忙しいから今は無理」と冷たく対応します。妻からの声掛けにも無言でいることが多く、文句を言うことしかありません。このような夫の態度に、妻も落ち込んでしまい、ストレスを感じてしまい欝々してきます。

ささいな発言が積み重なりイライラ

人を馬鹿にしたような言い方をしたり、テレワークが続くせいか家と会社の切り替えができておらず部下にするような命令口調の発言をしてきたりします。

相手の意見を受け入れることができず、見下した言い方をしてきます。

妻の家事や育児の状況を1日見て、「できていない」「もっと良くできるはず」といった非難めいた言動を繰り返すことで、妻が自分の意見を述べにくい状況に追い込まれ、疲弊してしまう事もありえます。

自分だけの時間が作れない

旦那の在宅勤務により、これまでとは異なる生活パターンになり自分のペースが乱されてしまいます。

具体的には、掃除や昼食の準備など、日常的な家事も自分のペースがあったが、リモート会議の都合で掃除機をかけられない状況や、それまでは適当に済ませていた昼食がきちんとした昼食を用意しなければいけなくなったことで、時間的な余裕がなくなってしまい、買い物に行くペースも増えてしまいます。

以前は自分の時間を自由に調整して使えていたのに、今は休憩する時間さえ取れず、ストレスを感じてしまうのも仕方ないのではないでしょうか。

旦那の存在にストレスを感じないための対処法

ストレスを感じないようにする為にはどのように対処していけばいいのか考えてみましょう。

少しでも自分だけの時間を確保する

“妻”という役割から解放され、自分のための特別な時間を確保することは大切です。妻としての役割から一時的に解放されることで、自分自身を見つめ直す機会が得られます。

例えば、仕事や家事が一段落した後や、早朝に起きてゆっくりと映画を楽しむなど、自分専用の時間を作ってみてはいかがでしょうか。趣味に時間を費やすのも良いでしょう。

さらに、お気に入りのスイーツを買ったり、新しい服を購入したりして、自分だけの空間で好きなことをする機会を設けるのも素敵です。

また、ご主人と話し合い、お互いが干渉することなく、それぞれ好きなことをする時間を設けるのも良いアイデアかもしれません。

自分の感情を否定せず、率直に話し合う

怒りを一人で抑え続けても、結局は何かがきっかけで外にでてきてしまいます。

もしくは、抑え込み過ぎて自分の精神を病んでしまう方もいるのではないでしょうか。

まずは「言わなければ伝わらない」という事を心がけましょう。

普通は〇〇したら××するのは当たり前でしょう、と自分で思ってはいても相手が同じ考えとはかぎりません、気になったのなら言う事も大事です。

旦那に「察して欲しい」というのは不可能に近いです。

多くの場合は、奥さんがイライラしていても気づきませんし、気付いたとしてもイライラが落ち着くまでそっとしておこうと思う人が多いです。

話合いを持つことがとても大事ですが、相手を責める言い方はせずにストレスの原因を伝えましょう。

お互いに話し合い相手の事を考えて話す事で相手にしてほしい事も見えてくるのではないでしょうか。

信頼できる人に相談する

実母やママ友や友人で信頼できる人に相談してみるのはいかがでしょう。

不安や悩みなどは誰かに話をするだけでも気持ちが楽になります。

相談していくことで気が付くことや、自分では考えつかない考え方なども聞くことができ、悩んでいる人は自分だけではないと気づく事もできますし冷静になれるのではないでしょうか。

普段家でのコミュニケーションが不足している場合にはリフレッシュにもなりますよね。

イライラをノートやメモ帳・SNSに書きなぐって解決

旦那が話を聞かず、だからと言って話す相手もいない場合もあると思います。

やり場のない怒りの持って行き方や、鎮めるために、ノートやメモに書きなぐってみるのもいいかもしれません。

自分の感情を客観視し、心の中を整理する目的で行えるのではないでしょうか。

SNSに書く事で意外な解決策も見つかるかもしれませんし共感してくれる人がいるだけでも少し心が軽くなるかもしれません。

ただし、目的をはっきりさせて書かないと怒りが増幅し続けるだけで何も解決しないので注意が必要です。

まとめ

いろいろな理由で旦那が家にいるようになる事があるかもしれません。

それまで自分のペースで出来ていた家事も家族や旦那に振り回されてしまいストレスもたまりがちに・・・

自分の時間を作ってしまって「この時間は家事を忘れる」事に意識し、思いきった事をしてみたり、話し合ってみたり、思いのたけをノートやSNSに書きなぐってスッキリさせてみるのもいいかもしれません。

うまく夫婦間で解決できる事があればいいですね。

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