夕食時に晩酌で軽く1杯のビールを飲むことはあると思いますが、毎日お酒を飲みすぎて泥酔してソファーで寝落ちしたり、騒いだりしても次の日にはすっかり忘れている旦那の話を聞くことはあります。
毎日お酒を飲む旦那について、なぜ酒を飲みすぎることが困るのか、飲酒を減らさせたり辞めさせる事は可能なのか、あまりにも酷い場合には離婚を考えるべきなのか考えてみましょう。
旦那が酒にだらしない、飲まれる、酒癖悪い、キレる!
お酒が好きな旦那だとは分かっていたけれど、酒量が増えている事を注意するとキレたり、お酒に対しだらしない事が多くなってくると何が困るのか考えてみましょう。
飲みすぎる旦那で困ること
お酒を飲みすぎることを注意すると嫌な顔をされ最後には怒ってしまい話がいつもうやむやにされてしまう事が多く、旦那側も楽しみを奪われたような気持ちになるので結果的にいつも夫婦喧嘩をしてしまうようです。
自分の適量を超えてお酒を飲んでしまうので、泥酔して潰れて帰ってくることが多く、泥酔して駅にも行けなかったり、タクシーにのって帰ってきてタクシー代で散財されてしまうことも。
ひどいと、ベンチや道路の路肩どこかで眠ってしまう人もいたり、カバンや財布、貴重品を忘れてなくしてしまう人もいます。
放尿と浴槽での寝込み、また、ところ構わず吐いてしまい、夜中に吐しゃ物の始末をするケースもあります。
飲みすぎてしまい、意味不明な言動や夜中に帰宅し「お父さんがお土産を買ってきたので子供を起こせ」と、子供を起こそうとし騒ぎ出して困る事も。
他にも、酒癖が悪くて、酔ってキレたり、暴力を振るう人もいれば、ただ明るく気分が高くなるだけの人もいるが、家族に迷惑をかける人もいます。
そんな人は次の日になっても結局、飲みすぎてまだ酔っていたり、二日酔いなどで、しらふで家族や子どもと過ごす時間が持てないのです。
毎日お酒を飲む人の心理
普段の生活にストレスを抱えている場合があります。
外に見せている顔と実際の内面が異なる場合などもあり、それでストレスを抱えているが、仕事や日々のストレスを発散したいために、その他の手段がないことから、お酒に依存をしてしまう。
お酒を飲むと、アルコールの影響で一時的に気分が高揚することから、仕事で疲れた気分をリフレッシュできると考える人は多い。公私の切り替えに利用している人もいるのです。
必ず夜飲まないと寝られないという人も。
アルコールを摂取することで、一時的な眠気を感じることができ、就寝時のルーティンになっている人もいますが、夜中に中途覚醒する人も多く、深い眠りに至らない為、入眠以外のメリットはありません。
旦那のお酒をやめさせたい!やめさせることは可能か
あまりにもお酒のトラブルが多いと旦那には飲むことを辞めて欲しいとは思いますが、実際辞めさせることは難しいです。
辞めさせる・減らす工夫はできると思いますのでどのようにすればいいのか考えてみましょう。
お酒をやめさせる・減らすにはどうするか
いきなり断酒させると失敗する可能性が高いです。
旦那に「今日から一滴もお酒を飲んではダメ」と言っても聞いてくれる可能性は低く、まずは「減酒」を勧める事から始めてみましょう。
お酒を減らすことは、完全な断酒よりも本人がやりやすいと考えるので、結果的に断酒につながりやすいです。
お酒の量は本人に決めさせることが大事です。これまでビール3本を毎日飲んでいた人が、1日1本までなど、大幅な減酒をすることは難しく、本人にとって可能な範囲を決めさせることでお酒の量を確実に減らしていくことができます。
少しでも減らせば、体への影響も少しずつ減っていきます。
重要なことは、本人に成功体験を持ってもらうこと。「断酒できるんだ」という自信を少しずつ獲得してもらうことが大切です。
お酒の記録をつけていくと、これまでの達成度も把握できるのでやる気につながる可能性も高いです。
やめることが難しい場合
ご自身やご家族の協力で減酒に失敗した場合は、アルコール依存症の可能性も高いです。
アルコールの量を自分で調整できない、強い飲酒欲求がある、アルコールの量が増えている、アルコールによって有害な結果がでているのにやめられない、などの症状がある場合は、医療機関に相談すべきです。
まずはアルコール専門外来がある病院に相談しましょう。
症状の内容によって、投薬、入院などの措置も検討してもらえますし、客観的にどのような状態にあるのかを診てもらい、適切な治療を受けさせることが重要です。
断酒会などの自助会に参加するのも効果的です。
同じアルコールの悩みを持つ人と繋がり、苦しみを共有することで断酒を継続しようという気持ちを高めることができるようになるのではないでしょうか。
旦那のお酒の飲み過ぎ!離婚を考えるべき?
飲みすぎを注意したり、辞めて欲しいとお願いしたり、一緒にカウンセリングなど、色々とやってはみたけれどどうしても治らず日常生活にも支障をきたすようになってしまった場合、離婚を考えてしまうのは仕方ないのかもしれません。
そんな場合お酒が離婚理由になるのか、離婚は回避できるのか考えてみましょう。
旦那のお酒の飲み過ぎで離婚はできる?
夫婦の片方が毎日飲酒を続ける場合、離婚率は高くなります。
お酒を飲む頻度や飲む量、飲む場所などお酒に対する価値観や生活に違いが出てくるためです。
アルコール依存症であることを理由に、お互いの話し合いによる離婚は相手が同意すれば可能ですが、裁判所などでアルコール依存症を理由に離婚を認めてもらうのは難しいです。
ただし、暴力や生活費を入れないなど他の問題がある場合は離婚も可能です。
離婚できるのか、慰謝料を請求できるのか、など具体的なことを聞きたい場合は専門家である弁護士に相談をしましょう。
離婚を回避することはできる?
アルコール依存症のパートナーや周囲の理解が無ければ難しい為、一緒に生活することに苦労を感じる人は多いです。
しかし、相手がアルコール依存症を治そうと努力している場合、家族で支えることにより回復は可能です。
ただ、飲みすぎの夫を支えることで、妻のほうが心身を病んでしまうことも十分にありえます。
そうならないようにするためにもできるだけ早く精神科などの専門機関に相談することが大事です。夫が拒否する場合でも、対応方法や適切なサポートを受けるために、妻だけでも相談に行くという選択肢もあります。
暴力などの問題がある場合は、妻や子どもに危険が及んでいるため、離婚も真剣に検討すべきです。
まとめ
毎日お酒を飲む場合晩酌でビール1缶など酒量を守って楽しく飲む分はいいですが、お酒を飲むたびに何かしら失敗ばかりだとお酒を飲むときに「また飲むのか」という反応になってしまいます。
本人や家族の協力を受けつつ減酒から始めてみて、難しい場合は病院にも相談してみましょう。
お酒が原因で離婚は難しいですが、暴力や生活費を入れないなど他の問題がある場合は可能ですので、どうしたいか、いつからか、証拠を元に弁護士に相談に行きましょう。
本人の努力次第になってしまいますが離婚を回避できる可能性はまだあるのかもしれません。
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