モラハラ夫の心理とモラハラの原因4パターン

離婚原因

世間でも認知されたモラハラ。ではなぜモラハラする人がいるのでしょうか。色々なパターンから紐解いてみましょう。

モラハラの原因|幼少期の家庭環境や性格の問題?

幼少期の家庭環境や性格の問題からモラハラの原因となるのでしょうか。

親から過保護に育てられた

過保護な親は子供をまず肯定し、望むことを全てやってあげようとします。ここまでは普通だと思いますが、過保護の親の場合は悪い事をしても叱る事も、話をしていい聞かせる事もしません。

そうする事で、善悪を認識する能力や相手を思いやる心が育たなくなります。親がなんでもやってくれるし何をしても怒られませんからね、そうする事で男尊女卑の思考が強くなります。

結果、結婚し夫婦喧嘩に発展した際に、謝らず、認めず、自分ではなく全て奥さんのせいにしてしまうようになります。

親から過干渉に育てられた

過干渉な親は、子供をコントロールしようとします。絶えず親からストレスを受け続けるので、人に対しても同じように厳しくなります。

過干渉で全て失敗しないよう与えられた環境下で育つことで、自分に自信がなく相手を傷つけプライドを守ろうとします。妻に対しても、自分の常識や正論を盾にして攻撃してくるようになるのです。

コンプレックスの塊

モラハラ夫はコンプレックスを抱いている事が多く、コンプレックスをプライドで隠し謝らず、常に完璧でありたい自分への苛立ちを奥さんにぶつけて紛らわせようとします。

この場合他の人に「いい人」を演じる為ストレスを貯めており、外面は良く、家庭内では暴言などを吐く二面性を持つ性格になりやすいのです。

コミュニケーションが苦手

幼少期から自分の身は自分で守らないといけないという環境で育つと攻撃性が強くなる傾向にあります。親からの攻撃的な何かのせいでトラウマとなり、それが理由となってコミュニケーションをとる事が苦手になる。その結果、共感性に乏しく、自己中心的な性格となり、デリカシーが無い人となります。

モラハラ夫の心理パターン

心理パターンからモラハラ夫だと分かる場合があります。

コンプレックを隠したい

とにかく自分に自信がなく、相手を攻撃する事で、自分の立場を守り安心感を得ようとします。人からは「自分は弱くないんだ」「強い人間なんだ」と誇示しておきたいのです。コンプレックスを隠すために相手を自分の支配下に置くことで不安感を消そうとします。

自分以外をバカにしている

自分の視野が狭いせいで、自分が全て正しく自分以外はバカだと思っています。人をバカだと思っているせいで、他者の意見に耳を傾ける事はしません。しかし、自己顕示欲はとても強く、全ての問題も自分なら全て正解に解けると勘違いしています。

ですので、妻に対して怒る時も「自分が起こっているのは全て妻の為に怒っているんだ」と思い込み、行動している事も少なくありません。

自分が傷つくことを恐れている

モラハラ夫は無意識で人は愛する対象ではなく、懲らしめる対象・教育する対象だと考えています。自分が懲らしめられるとは考えず、自分に不利な事が相手に知られる事を嫌がる為、全ての事を把握し自分にとって嫌だったり、不都合な部分を懲らしめたり・教育しようとする事で支配しようとします。

日々のストレスを解消したい

モラハラ夫は日々職場でストレスや不安を抱えており、それを解消しようとします。自分の言動に気付きすぐ謝る場合はストレスから感情がコントロールできず一瞬不安定になっただけの可能性もありますが、それが当たり前のように言動が続くようでしたら気を付けましょう。

身近な弱者である妻をターゲットにすることで自分のイライラをぶつけ、ストレスを解消します。ぶつけられる人の事は気にも留めません。

まとめ

このようにモラハラ夫と言われる人には心理やパターンが原因となり、家庭環境や幼少期に知らないうちに影響を受けています。ですが、だからといって奥さんやパートナーにモラハラをおこなっていいとは絶対にならないのです。

真面目に話せば分かってくれるはず、私がなにかの原因だから仕方ないと思うのではなく、このようなパターンに気付いた時は毅然とした態度で対応し、別居や離婚も視野にいれて検討してください。

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