妻が体調不良になった時、旦那の対応が思っていた対応じゃないと気になる方はいませんか。
体調を気遣ってくれる方もいれば、気遣っているつもりの方も、無関心でいる方など色々な夫がいると思います。
具合が悪い妻に対する夫の態度についてどんな対応をする旦那がいるのか、その時の妻がするべき対応について考えてみたいと思います。
【ケース別】妻が体調不良のときの旦那の対応
妻の具合が悪くて横になっている場合、優しく気遣ってくれる人もいれば、自分の世話の心配や、自業自得だと責める方など色々な旦那がいますが、ケース別にどのような旦那がいるのか見てみましょう。
旦那が何でもしてくれるケース
過剰なほどに体調を心配してくれるので、真心のこもった励ましの言葉が身に沁み渡ります。
風邪をひいたなら氷枕や冷却グッズなど風邪薬をすぐに準備してくれると嬉しいですし、ご飯も食材がなければ買いに行き、健康によさそうな物を購入してくれるとさらに嬉しいですよね。
炊事ができないにしても自分ができる範囲で行動してくれるととても嬉しいですし、お子さんがいる家庭の場合、食事やお風呂、寝かしつけなどの子供の世話もしっかりしてくれると更に嬉しさも倍増です。
しかし、そんな姿も結婚初期だけの対応で、慣れてくるとしなくなるケースもあります。
口は優しく思いやりがあるが、具体的には何もしないケース
具合が悪い妻に対し「大丈夫?」「よく休んでね」などの気遣いを一見してくれているように見えますが、普段から家事も看病もしてはくれないので、行動には移さず、結果的に妻にさせようとするケースです。
寝ている妻を気遣ってはくれるのですが、洗濯もしないし、掃除もしない、ゴミ出しもしてはくれず、具体的な行動が何もなく普段通りの旦那。
体調が悪いと言っているので分かっているはずですが、「今日の夕食は具合悪いみたいだから何でもいいよ」と妻に準備させようとするのです。
たとえ家事をしてくれたとしても、詰めが甘く結局妻がやり直すはめになる方もいます。
旦那が妻の心を察せず無関心なケース
共感力が欠如しており、妻がしてほしい事を全て言わないと察してはくれません。
言われていないから気にしないという無関心に近い方も。
例えば、具合が悪く食事を作れないため、夕食は自分で用意して欲しいことを伝えても自分の分だけ購入し妻の分は買ってきません。
妻が夫の体調が悪そうだと気づいた時には、食事はどうするのか、寝ていたいだけで病院に行く必要の有無など細かな気遣いをしますが、妻の体調が悪そうなことに対して、説明をしないと気づかない鈍感さがあります。
病気の妻の近くで一緒に時間を共有して欲しいのに、「俺が家に居ても仕方ないだろうからちょっと出かけてくるわ」とすぐに遊びに行ってしまい、自分のやりたい事を優先してしまいます。
妻としては、自分の気持ちが理解されないストレスを感じますし心身ともに疲れてしまうのも仕方ありません。
特に、夫が風邪をひかない体質だと、余計妻の病気の時の状態や気持ちが理解できませんし、大したことないと考える節があります。
旦那が自分の心配・不安を解消したくて不機嫌なケース
妻の事を察しない上に、自分の心配・不安が解消できればいいと思っている旦那もいます。
寝ている妻に対し「食事ないけど、何を食べればいいの?」「洗濯物溜まってるけど」など、自分の食事や着て行く洋服の心配ばかりで妻への気遣いがないのです。
寝ている妻に対し「今仕事忙しいからうつされると困るんだけど、会社休むことになったら俺の方がしんどいわ」など自分の思い通りにならない旦那は不機嫌に。
旦那の発言に対して指摘しないと、どんどん言葉がひどくなっていく可能性があります。
妻の行動に原因を探そうとするケース
気遣ってもくれず、体調が悪い原因を追究するような質問ばかりする夫もいます。
「ちゃんと寝てないからじゃない?」「普段の食事内容が悪いのでは?」「スマホばかり見て夜更かししているからでは?」「運動しないからじゃ?」など妻の感情に配慮した問いかけができず、相手の気持ちを考えて言葉選びができない。
誠実でもなく横柄に体調が悪いと感じているだけの「甘え」だとか「自己管理ができていない」など軽く扱うような態度を取る旦那もいます。
体調不良時に旦那の対応が気になる場合の対処法
男性は女性より察する事が苦手だといわれています。
体調不良で寝ているんだから言わなくても分かるでしょう、という察しては通じません。
では、どのようにすればいいのかいくつか対処法をあげてみましょう。
具体的に直接伝える・ハッキリ言う
言わなくても分かるでしょうという「察して欲しい」姿勢を取るのではなく、具体的にまずは直接言いたい事を伝えてみましょう。
「体調が悪いから子供を食事させてお風呂に入れて世話をしてほしい」
「夕食は自分で用意して、お粥があったら私が食べるから買ってきて」
など具体的な指示が重要になります。
指示通り動いてくれたら「ありがとう」と感謝をし、優しく接することで旦那も次第に進んで行動してくれるのではないでしょうか。
冷静さを保つ
直接旦那に要望を伝えても、すぐに変わらないケースも多く、その際、忍耐強く旦那の行動や態度が変わることを待つ必要があります。
旦那が自分の思い通りにならないと感情的になってしまいがちで、真面目な人ほど、相手に振り回されてしまう事も多いので、一度冷静になってから、淡々と旦那に要望を伝えるようにしたほうがいいのではないでしょうか。
普段から家事・育児に関わらせる
妻が風邪をひいた時だけ、家事・育児をするように求めても、旦那は対応できません。
最初は日常的に最低限してほしい事を一緒にやってみるのはいかがでしょうか。
食事に関しては、簡単な調理を手伝ってもらう、洗濯に関しては、一緒にたたみ仕舞う、など少しずつ手伝ってもらうことで、体調不良のときにも対応できるようになってもらいましょう。
別の人に頼ってみる
体調不良の時に助けを求められる友人などをまず探しておきましょう。
友人などが部屋に来れば、旦那も妻に何をすべきなのか、第三者的な立場から自分を観察できるようになるのではないでしょうか。
夫婦間問題は、第三者が介入することにより、比較的穏便に解決できるケースも多いのです。
モラハラにあたらないか確認する
普段の会話の中で何気なく言っている事の中に一見気づきにくいモラハラ行為があります。
モラハラ被害者になっていることに気づいていない妻も多く、被害者になっている場合、自分が感じている不快感を伝えないと、被害が大きくなりがちです。
旦那に伝えても変わらないようなら、第三者への相談、旦那との関わりを断つ覚悟を持つことも必要になります。
まとめ
体調不良になっている時の旦那の対応について優しく気づかいしてくれる旦那もいれば、自分の世話をしてくれなくて不機嫌になる旦那もいます。
普段から家事育児に関わってもらったり、体調不良のときはお互いどう行動してほしいのか具体的な事をあらかじめ話しておくことは夫婦間でとても必要ではないでしょうか。
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