里帰り出産するかしないか|旦那は後悔?メリット・デメリットなど解説

家庭問題

里帰り出産するかしないか、迷っている主婦の方もいるでしょう。

出産は一生に一度の貴重な経験です。しかし、里帰り出産をするかしないかで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?実際の経験者によると、里帰り出産をしたことで旦那さんも後悔することが少なくなったという声もあります。では、里帰り出産のメリットやデメリットとは一体何なのでしょうか?

里帰り出産のメリット・デメリット

大切な赤ちゃんを迎えるために、里帰り出産は考えたことがありますよね?

でも、不安もあるかもしれません。そこで、今回は里帰り出産のメリット・デメリットについてご紹介します。

里帰り出産したほうが良い?家族からの手厚いサポート

里帰り出産を選ぶと、24時間体制で家族からサポートを受けることができます。

産後は体調が思わしくないこともあるし、赤ちゃんの世話で手が離せないことも多いですよね。 でも、家族が常にそばにいてくれるので、万が一の事態にも迅速に対応することができます。

たとえば、体調の変化に気づいてくれたり、家事も手伝ってくれたりします。 そして、臨月に近づくにつれて、母親や祖母から産む時の心構えのアドバイスを受けることもできます。 出産の経験者から直接指導を受けることで、不安を和らげることができるでしょう。 陣痛があった場合でも、実家ならば素早く対応できます。

また、実家に帰ると、栄養バランスに優れた手作り料理が用意されます。 温かい手料理には、家族の愛情が感じられます。 心身ともにケアされた料理を食べることで、精神的にもリフレッシュすることができます。 そして、実家の慣れ親しんだ環境に身を置くことで、気持ちも落ち着いてきます。

里帰り出産しないほうが良い?実家との関係性によるストレス

里帰り先の実家では、親との関係が時にストレスになることもあります。

特に長期の滞在の場合、親とじっくり向き合うことになり、プライバシーを保つことが難しくなります。その結果、精神的な疲労感が増すこともあります。

また、親が退職者である場合は、朝から晩まで親と一緒に過ごすことになり、新鮮な気分転換ができない可能性もあります。 さらに、父親世代は古い育児観を持っていることが多く、昔ながらの方法を強要してくることがあります。

このような価値観のギャップに戸惑いを感じることもあるでしょう。 また、生活リズムの違いもストレスの要因となることがあります。

両親は早く寝て早く起きる生活を送っているのに対し、自分たちは夜型で深夜まで起きているという場合、互いの生活リズムが合わずにイライラすることもあるでしょう。

さらに、テレビの音量ややり方についても確執が生じることがあります。 これらの要因から、里帰り先の実家での滞在はストレスとなることもあると言えます。

里帰り出産と旦那との問題

里帰り出産を考えている妊婦の方、出産と旦那との問題にについてご紹介します。

旦那が「冷めた」と言い出した!

旦那に相談し、了承を得て里帰りするつもりでも、実は旦那は里帰りを歓迎していないことがあります。
夫の立場からすると、妻が実家に里帰りすることで、自分よりも実家の家族を優先していると感じてしまうことがあるからです。妻が実家での生活に溶け込んでいる姿を見ると、「自分よりも実家の家族を大切にしているのではないか」と疑ってしまったり、「夫としての役割を果たせていない」と感じたりするのです。

妻が実家に帰省する期間が長くなると、自分たち夫婦で子育てする意識が薄れていると受け取られかねません。

妻が実家の環境に慣れてしまい、夫婦の関係を後回しにしているように見えると、自分が妻から遠ざけられているような印象を抱いてしまい、「冷めてしまった」と感じる旦那がいるかもしれません。その結果、夫婦間に軋轢が生じる原因となるのです。

里帰り出産で旦那が寂しがる

妻が里帰り中の旦那の中には、寂しさを感じてしまう人もいることがあります。

例えば、毎日家に帰ってくる時間、玄関を開けた瞬間に、いつもなら元気な声で「おかえり」と迎えてくれるはずの妻の姿がなく、家が静まり返っている光景を見ると、心もとない気持ちになってしまうことがあります。

また、ひとりで夕食の支度をするときや休日の朝に家族で出かける予定がないときなど、日常の些細な出来事に家族の姿を重ねてしまい、ますます寂しさが募ってくることもあります。

里帰り中の旦那の浮気

妻が母親として成長する一方で、夫は父親としての自覚が薄いままです。

夫婦の性生活がなく、妻がいない家で一人になると、妻からの愛情を感じる機会が減り、浮気をする夫も増えています。 特に、仕事や友人関係の中で新たな愛情を求めてしまう男性もいます。

例えば、仕事の打ち合わせや出張でよく一緒に行動する女性同僚に恋心を抱くことがあります。また、昔からの女性の友人と、最近になって何かきっかけがあって別の意味で思いを抱くようになることもあります。

里帰り出産で後悔しないためにすべきこと

里帰り出産って、本当に私にとってベストな選択なのかな?と考えている場合、何を基準に考えておくべきかいくつか挙げてみました。

夫との話し合いをしっかり行う

里帰り出産については、まずは夫との十分な話し合いが必要です。 夫には、里帰り出産をしたい理由(母親のサポートが必要だったり、実家の環境が落ち着くなど)を素直に伝えることが大切です。

そして、里帰り出産のメリットとデメリットを両者で整理して考えることも重要です。

また、夫が「産前産後は妻に寄り添いたい」と考え、里帰りせずに2人で育児に挑戦したいと思っている場合もありますので、夫の気持ちも十分に考慮する必要があります。

お互いの思いをしっかりと話し合い、最善の育児スタイルを見つけていくことが重要です。

また、里帰りする時期や期間をある程度明確にして、実家の都合も確認することが良いでしょう。具体的に「○月から○月の2か月間、お世話になりたい」と打診すると良いです。

産院を早めに決める

里帰り出産をする際には早めに産院を決めましょう。産院が決まったら、早めに出産の予約を入れることが重要です。

安心して里帰りの準備をするために、早めに産院を決めましょう。産院では「○週以降の受け入れは難しい」といった制限があり、受け入れが難しい期間や、出産予定日の何週間前からか予約できる期間が限られています。

妊娠後期になってから予約しようとすると、すでに満員で予約ができないこともあります。早めに予約を入れることで、里帰り出産をスムーズに行うことができます。 自分に合った産院を選ぶためには、複数の産院を見学し、医師やスタッフ、設備、立地などを比較検討することが大切です。希望に合った産院を見つけるには、十分な時間が必要です。早めに産院探しを始めれば、ゆとりを持って検討することができます。

旦那と一緒に里帰り出産をする

仕事の関係で実現が難しい場合もありますが、旦那と一緒に里帰り出産をすることもあります。

旦那と一緒に里帰り出産をすれば、産前産後の成長過程も一緒に間近で見ることができます。

そのため、父親としての自覚と実践力が身につきやすくなります。また、夫婦だけでなく妻の家族もしばらく一緒に過ごすため、家族全体の絆が深まります。両親は育児に対してサポートしてくれる力強い味方にもなってくれます。

家事に慣れない旦那のためにも適切な準備と配慮

多くの男性は家事に慣れていないため、妻がいない家での生活に戸惑いを感じることがよくあります。

そうならない為にも夫婦で話し合い、夫が不安に思いそうな箇所を確認する必要があります。掃除、洗濯、料理など、日常生活で欠かせない家事を一つ一つ洗い出し、夫にわかりやすい手順を具体的にメモします。メモに加え、実際に一緒に作業しながら説明することも効果的です。

また、食事にも注意が必要です。夫が一人で外食や出前を頼りがちになると、栄養バランスが偏りやすく、健康に気を付けた食事を心がける必要がありますが、食べ過ぎにも注意が必要です。

このように、夫の立場に立ち、細かな配慮をすることが大切です。

里帰り中は、夫と頻繁にビデオ電話などで連絡

妻が長在期不となる里帰り出産は夫にとって寂しさや孤独を感じることがあります。

そう感じさせない為にも里帰り中には夫婦の絆を保つために積極的にコミュニケーションを取ることが重要です。

単に浮気を心配するだけでなく、お互いを思いやり、信頼関係を深める良い機会と捉えるべきです。

例えば、ビデオ電話を活用することで、お互いの日常の様子を共有したり、妻のお腹の様子や体調、赤ちゃんの成長を確認しあうことができます。

また、夫も里帰り先の様子を動画で見せてもらうことで、出産に向けた準備の過程に参加することができます。これにより、夫も実感を持って出産に向けて準備することができます。

さらに、お互いの気持ちを率直に伝え合い、出産後の生活についても相談し合うことで、夫婦での協力体制を整えることができます。里帰り中の夫が家事や育児の心構えを事前に整えることで、プラスの効果が期待できます。

まとめ

里帰り出産をするかしないかは、個人の選択ですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。

メリットとしては、実家のサポートが受けられることや、地元の病院で出産できることなどが挙げられます。一方、デメリットとしては、旦那との距離が離れることや、里帰り先での生活環境の変化などがあります。

里帰り出産を後悔しないためには、事前に十分な準備をすることや、旦那とのコミュニケーションを大切にすることが重要です。また、里帰り出産を検討している方は、実際の体験談やアドバイスを参考にすると良いでしょう。出産は一生に一度の経験ですので、自分にとって最善の選択をすることが大切です。

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