旦那が育休を取ることが増えた今、実際に育休を取ってくれた旦那の過ごし方にイライラしてしまう方もいるのではないでしょうか。
どのような事でイライラしてストレスを溜めてしまうのか、うまくストレスを溜めずにする方法とは考えてみましょう。
育休中の旦那がむかついてしまう・・・4つのストレス事例
育休中の旦那にイライラしてしまう4つの事例をあげてみました。
とるだけ育休(何もしない・昼寝・ゲーム等)
せっかく取ってくれたはずの育休ですが、殆ど育児をしない「とるだけ育休」の状態になってしまう旦那もいます。
育児をしてもたかだか1~2時間程度の夫も多く、赤ちゃんの夜泣きは無理だからとそのまま寝てしまう始末。
ただの長期休暇のようなダラダラ昼寝やスマホゲームをして過ごし、何も手伝おうとしません。
たとえ普段はゲームをしない、昼寝もしない夫であっても、暇をもてあましてダラダラしているのです。
指示を出さないと動かないし、動いたとしても面倒くさそうな態度をとられるとストレスも溜まってしまいますね。
育児参加はするが、慣れていない
料理・洗濯・掃除など、普段はあまりせず、慣れていないため家事スキルはゼロ。
やっても、お互いにやり方が違うので、やり方をめぐって揉めてしまい、喧嘩になりやすいのではないでしょうか。
妻がしなくても簡単に出来る事を、夫は理解してないことが多く、食べ終わってすぐに皿を洗わない、やってくれたとしても水・洗剤を出しすぎでヒヤヒヤしてしまう事も。
言わないとやらないし出来ないからといってしない事も多いです。
子どもの扱い方も危なっかしく、石鹸ですべるのに片手で子供を支えようとして、手をすべらせてしまい、子供がしりもちをつくのを目前で見てしまうと信用しにくいですよね。
少し家事をしただけで自分が沢山家事をしているかのように偉そうな態度を取られるとストレスはたまる一方です。
家事をしてほしい
家事・買い物をしてほしいけれど、育休中ということから子どもの世話への意識は強いが、家事にはあまり関わろうとしないケースもあります。
妻は出産後に体調が優れないので、立ちっぱなしや屈伸の多い家事などの肉体労働をやってほしいと思うことが多いですが、育児と比べて新鮮味がないせいか、家事は妻にまかせきりな旦那もいます。
身体的にも精神的にしんどいのに夫が無理解
産後のホルモンバランスの乱れにより、妻は情緒不安な状態になりがちです。
旦那が優しい言葉、励ましや慰めの言葉をかけてこないし、旦那の自覚のない言葉に落ち込んでしまう事も。
少しでも優しい言葉をかけてくれるだけで精神的に楽になれるのに、「ちょっと洗うだけじゃん」とその「ちょっと」が辛いのに共感してくれることもなく旦那が自覚のない些細な言葉が気に触ってイライラしてしまいますね。
育休をとった旦那がイライラしている
夜泣きをするなど子供の事にまだ慣れてないので、旦那がイライラしている事も。
育休中に溜まったストレスの捌け口に妻がされ、夫のイライラをぶつけられて、妻もイライラしてしまうという悪循環が生じることもあります。
育休中の夫にストレスが溜まらないようにするには?|解決策
育児をするうえで育休を取った夫に対しストレスを溜めず生活していくにはどうすればいいのか考えてみましょう。
分担を決める
夫が何もしてくれない理由に「やり方が分からない」だったり、「何をすればいいのか分からないから動けない」という夫もいます。
そんな時にはやり方を教えたり、何をどうやってしてほしいのかまで言えばやってくれるのですから遠慮なくお願いしましょう。
お互いに「気が付いたらやっておく」というのが理想だが、全然動かない夫もいます。
そのため「炊事は妻」「洗濯は夫」など夫にできそうな事などを加味しつつ、役割分担も明確に決めておきましょう。
育休に入る間や既に入っている場合には今からでも遅くありません。
育休中は何をしてほしいのかきちんと話し合うのがベストではないでしょうか。
心の話・産後問題について話をする
旦那が鈍感だと、なかなか妻の繊細な部分を気づいてはくれない夫も多いです。
妻もイライラしたことについて我慢してしまいがちですが、定期的に夫婦での心の話について話せる時間を設けてみるのは如何でしょうか。
その他、産後うつや産後ケアなどの現状や課題など、社会的に話題になっていることについて、一緒に考えたり、感じたことを話し合うようにもしましょう。
夫婦間で育児の悩みや相談、家事で困っていることなどを話す時間を作る事でお互いにストレスを溜まりにくくする環境を作ってみてはいかがでしょうか。
理解してもらいやすいように伝え方を工夫
話しても変わらない場合は、ホワイトボードや大きな紙に書き出したりして、道具を使い工夫して伝えてみてはどうでしょうか。
家事・育児を見えるように可視化することで「見えない家事・育児」も含めて家事の総量をお互いに把握することができます。
取り込んだ洗濯物のタオルや靴下をどのタンスに仕舞うのか一つにしてもラベルが貼ってあれば分かりやすいですし、いちいち口で伝えなくても分かるように工夫をしてみるのはどうでしょうか。
洗濯の手順にしても紙に書き記しておくだけでも分かりやすいですし、その時に「家事をしてくれて嬉しい」などの手書きの付箋を書いておくとお互い新鮮でいいかもしれません。
隠れている本当の思いや体調に気づく
イライラしてしまう本当の原因が旦那ではなく、「ちゃんとしなきゃ」「完璧にしないといけない」という強い責任感や使命感が後押しして自分の中や身体にある場合もあります。
ホルモンバランスの崩れが原因の場合は、バランスの良い食事をし、ストレッチや運動などを含め自分の状況を最適化すると、旦那のちょっとした失敗にイライラしていた事が減り解決するケースもあります。
自分の時間を作る
夫婦と言えどずっと一緒にいるのも、ずっと家事育児に囚われるのも大変です。
片方が元気な時は片方に外出してもらうなど、自分の時間を取れるように協力し合うのはいかがでしょう。
あまりにも旦那が家事育児に参加しない時は、「少し出掛けるから子供の世話宜しくね」「子供と出かけてくるから家事お願いね」と思い切って完全に任せてしまうのもありですね。
まとめ
旦那が育休を取れるようになりましたが育休を取ったとしても育休中の過ごし方が普段の休みと何も変わらず、旦那の行動にイライラしてしまう方もおおいのではないでしょうか。
家事育児に参加しようと頑張る方はまだしも、休みだからと自分の趣味を優先させたり家事育児を協力せず実際の子育てに旦那がイライラしてしまい家庭内の雰囲気が最悪になってしまう方もいるでしょう。
ストレスを溜めないための行動や考え方気分転換などを行うことで旦那と一緒に子供を育てていけるように過ごす事ができるようになれるといいですね。
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