旦那がすぐ怒る!怒り方が異常な理由・疲れる場合の対処法

家庭問題

すぐに機嫌を悪くし、子供の前で怒鳴る旦那に対して悩んでいる妻もいるでしょう。怒ると手に負えない旦那に対して恐怖を感じる妻もいます。

なぜ夫はそんなにすぐに機嫌を悪くするのでしょうか。この記事では、旦那の機嫌が悪くなる理由と、すぐに怒る旦那に対処する方法を詳しく解説します。旦那が少しでも優しい態度を示すように、ここで紹介した対処方法を試してみてくださいね。

怒るポイントがわからない|旦那はいつ機嫌が悪くなるもの?

旦那の機嫌が悪くなるポイントはどこにあるのでしょうか。ここでは、いくつかの代表的なポイントを紹介しましょう。

自分の失敗が原因で不機嫌になる

すぐ機嫌が悪くなる夫は、自分の失敗や些細なことでも怒ってしまう傾向があります。

たとえば、車を運転している最中に道を間違えたり、テレビのリモコンがうまく反応しなかったりすると、彼は自身が原因であるにもかかわらず、「…はぁー」と怒りのため息をつき、イライラし始めるのです。

妻が何かに失敗すると機嫌が悪くなる

自分の失敗にも機嫌が悪くなる夫が、妻の失敗を大らかに見逃してくれることは滅多にありません。

たとえば、頼んでいたものを買い忘れてしまったり、シャツにアイロンがかかっていなかったり、頼まれたことを忘れてやっていなかったりすると、夫はさまざまな理由から不機嫌になります。人間であれば、失敗や間違いがあるのは当たり前のことですが、夫の場合はそういった常識は通用しません。

妻が夫を注意するとキレてしまう

妻が夫に注意しようものなら、短気な夫は逆ギレする事間違いなしです。

たとえば、夫が飲みすぎているのを心配して、「これ以上は体に良くないよ」と言っても、自分が否定されたように感じて怒り出すのです。

夫のために注意をしているつもりでも、意見やアドバイスが自分の思い通りでないと聞き入れられず、逆ギレのような態度を取る人も少なくありません。

運転中、周りの車にすぐ怒る

夫がすぐ機嫌を悪くするため、運転中でも周りの車にイライラし、すぐに怒ってしまいます。

前の車のスピードが遅いと、「もっとスピードを出せよ」とつぶやいたり、パーキングスペースに停める車がもたついていると舌打ちしたり、普段よりもキレやすい夫は少なくありません。

すぐ機嫌が悪くなる夫は、大人らしく「待つ」ということができません。

自分の思い通りにならないとすぐ機嫌が悪くなる

旦那は、どのような状況であっても自分の思い通りにならないとすぐに怒ってしまう傾向があります。

例えば、料理の塩加減が自分の好みとは異なる場合や、明らかに理不尽だと思えるような出来事でも怒りを抑えることができずすぐにキレてしまうのです。

一般的な大人であれば知っている事ですが、世間では自分の思い通りにならないことは珍しくありません。しかし、すぐ機嫌が悪くなる旦那は分かっていないのです。

旦那が機嫌が悪くなる理由とは

そもそもすぐ機嫌が悪く旦那は、どのような理由から機嫌が悪くなるのでしょうか。ここでは、その理由を5つ紹介しましょう。

価値観の違いが許せなくて不機嫌に

特に妻に対して怒りっぽい夫は、妻の価値観が自分と異なることを受け入れられず、妻を自分とは異なる別の人格として見なしていません。妻は夫である自分に従うことが当然だという、昔の考え方です。

男性は女性よりもプライドが高い傾向にあります。このような男性は、意見が違うだけで自分が否定されていると感じてしまい、怒りを爆発させることがあります。

仕事のストレスがたまっていてキレやすい

仕事が忙しくてついイライラする、という感情は、妻も理解できますよね。ただ、その感情を人にぶつけるかどうか、という問題なのです。

このような夫は、職場では「いい人」「できる人」として振る舞っていることが多いでしょう。職場での我慢や不満が、妻や家族へ向けられています。妻の前では、素の自分で何をしてもいいと甘えているのでしょう。

自分のほうが妻より偉いと思い怒る

すぐ怒る夫は、自分は外で毎日働いて妻や家族を養っているので、妻より偉いと思っています。社会に出るともっと厳しいのだから、妻が家事をできなければ厳しく注意しても当然と思っているのです。

「価値観の違いから機嫌が悪くなること」、「意見されて機嫌が悪くなること」も、自分のほうが妻よりも偉いという心理が根底にあるのです。

自分に自信がないから小さいことで機嫌が悪くなる

反対に自分に自信がないときも、機嫌が悪くなる傾向があります。
外での男性は、競争社会にさらされており気の抜けない状態におり、営業であれば、営業成績は常について回り、出世競争から脱落すれば、周りのみんなに一目瞭然です。

精神的に弱い男性であれば、常に不安定な精神状態に置かれている事もあるでしょう。

このような旦那だと自分を正当化するために、人のあら探しをしてすぐに機嫌が悪くようになります。自分よりできない人がいることを確かめ、安心感を得ようとしているのでしょう。

幼少期からもともと短気な性格である

すぐ機嫌が悪くなる旦那のなかには、幼少期から短気な性格という人もいるのではないでしょうか。付き合っていたころは、そこを男らしく感じていたのに、結婚するとその短気にうんざりというわけです。

このような旦那は、ちょっとしたことに怒鳴ったり意見をいい返すと逆ギレしたり、理不尽にキレます。もともとの性格なため、その性格を直すことは難しいでしょう。

手がつけられない!怒りっぽい夫にうんざりしたときの対処法とは

ここでは、すぐ機嫌が悪くなる夫にうんざりしたときの対処法を紹介しましょう。長年の習慣を変えることは難しいですが、旦那の怒りに自分までイライラしないようにできることをやってみてくださいね。

家事育児を全て任せる

旦那が妻にすぐ怒るのは、家事や育児が外で働くことよりもずっと簡単だと思っているからです。
しかし、子どものいる専業主婦として家事や育児をすると、外で働くよりもずっと大変なことが分かります。ただし、このことは経験しないと理解できないものです。

一度、2、3日のプチ家出をして、旦那に家事や育児を全て任せてみてください。そうすれば、子どものいる専業主婦が24時間365日、休みなくフル活動で働いていることを理解できるでしょう。

旦那の意見を否定しない

まず、旦那が自分と違う意見に怒る場合には、意見を否定しないことが大切です。
ただ、聞いているフリをしてそのままスルーするようにしましょう。話を聞かないと、旦那は「聞いてないだろう」とさらに機嫌を悪くする可能性があるので、「うん、うん」と頷いておくことが重要です。

自分の意見が否定されることで、旦那さんがそれを受け入れられないのは、自分に自信がないからだと言えます。ですので、具体的な言葉で旦那に自信を持ってもらうような表現を使うと良いでしょう。「あなたはすごいのね!」など、分かりやすい言葉で自信を与えたり、違う意見でも「あなたの方が正しい」という態度を見せることで、旦那は落ち着くことができるかもしれません。

夫が怒っても放っておく

旦那の機嫌がすぐに悪くなることによって、妻は正直に疲れを感じることがあります。

話しかけるタイミングが悪かっただけで、八つ当たりをしているのか、夫自身がイライラしているだけなのか、そのような場合もあるでしょう。

もし夫がイライラし始めたら、無視してその場をそっと離れることをおすすめします。

自分までイライラしないようにする

旦那がすぐに機嫌を損ねると、妻も怒りっぽくなってしまい、結果として逆効果です。

売り言葉に買い言葉で、さらにエスカレートしてしまうこともあります。理不尽なことがあっても、「いつものことだ」と心に留めずにすませましょう。

優しくなるようカウンセリングを受ける

アンガーマネジメントという、怒りをコントロールする心理トレーニングがあります。このトレーニングは、怒りを抑えるのではなく、怒りの感情と上手に付き合っていく方法を学ぶことを目的としています。

もしかしたら、ご主人も自分の怒りを何とかしたいと思っているかもしれません。夫婦でカウンセリングを受けることができれば、状況は大きく好転するでしょう。

まとめ

キレやすい旦那だと、妻のほうもイライラして子どもの前で怒鳴ったり悪循環に陥る可能性もあります。場合によっては、怒りから暴力に発展することもあるため、慎重な対応が求められます。

怖いと感じるほどの怒りであれば、専門機関に相談することをおすすめします。これ以上は我慢できない…離婚したいと考えているなら、弁護士への相談は欠かせないでしょう。キレやすい夫だと、離婚話に激高することもあるため、入念な準備が必要です。

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