夫が否定する言葉ばかりで妻を馬鹿にする人がいます。
人前でけなしたり、人格否定したり、妻を傷つけてくる旦那はどのような心理なのか、どのような言葉で傷つけてくるのでしょうか。
旦那から否定される|5種類の心ない言葉と具体例
旦那から否定される場合どのような場面で行われるのかいくつかあげてみましょう。
性格・本質的な部分を否定する
性格や精神面、知性などについて否定的な言葉を言う人がいます。
性格を否定する際には、両親の育て方や教育についても槍玉にあげてきます。
「だからお前はダメなんだ」
「人としてどうかしている」
「お前にいい所なんてあるのか」
「親にどんな躾(教育)されてきたんだ・育ちが悪いからだ」
このように知性や親について否定的な心ない言葉を投げつけられる方もいます。
身体的な特徴を否定する
身長や体重、容姿など身体的な特徴について否定的な言葉を言う人がいます。
「デブ」
「ブス」
「ぶた」
「すごい二の腕」
「そんな太い足でスカートはくの?」
言葉で表さなくても、容姿を見た後、何も言わずため息をついてくる旦那もいます。
行為・したことに対して否定する
したことに対して、いちいちすべてを否定する理不尽な暴言を言う人がいます。
「なぜ家事や育児もまともにできない」
「料理がまずい・手抜き」
「こんなもの買ってくるな」
何かをしてもそれを否定されるとやる気も無くなってしまいますね。
他人と比較する
性格も外見も行為も、他人と比べることで間接的に人格を否定してくる人がいます。
「お前は今まで付き合った女の中で一番可愛くない」
「○○さんの奥さんを見習いなよ」
「○○さんの奥さんは素敵だな」
「うちの母さんだったらこうする」
「うちの母さんのカレーの方がうまい」
「会社の人は子育てしながら仕事もやって完璧なのに、家にずっといるお前も家事ぐらいちゃんとしてくれ」
とにかく誰かと比較して否定されるのもウンザリしますね。
ステータスを比較する
学歴や役職などの社会的地位を比較し、否定する言葉ばかりの人もいます。
「これだから高卒はダメなんだ」
「○○大学出身のお前は馬鹿だ」
「勤めている会社がくだらない」
「お前は田舎育ちだから芋っぽい」
など、自分と比較して優越感に浸るために発するのです。
妻を人格否定してダメにする旦那の心理・背景
妻を否定したい旦那は、どのような心理なのか、背景なのかを見てみましょう。
他の誰よりも優位にいたい|人を小馬鹿にする
プライドの高い負けず嫌いな旦那に多く、相手が妻や子供であっても相手より優位にいたいと思い、見下した態度をとる人がいます。
「俺に指図するな」
「全て俺が正しい」
という思考の持ち主で、自分の意見を変える気はなく、むしろ周囲が自分に従うべきと考えます。
妻だけでなく、周囲の人も小馬鹿にしている人も多いです。
ストレスを抱えている
仕事などで抱えたストレスを発散するために妻の人格を否定するような発言をする人もいます。
職場で上司から強く言わたり、仕事がうまく行かない時など、その鬱憤を妻で晴らしたりしている場合もあります。
行き場のないストレスから妻に発散する際に、大声を上げたりもしますが、ストレスを家庭に向けられるとモラハラにエスカレートする危険性があります。
自分に自信がない
自分に自信がないため、妻を見下すことで自分が勝っていると思い込む人もいます。
相手に自分のダメな部分を隠したいという心情から人を見下した態度をとったりしますが、気持ちに余裕がなく感情的になりやすい場合が多いです。
他者と自分を比較してか、自己を確立する事ができず、職場などで満たされない自尊心を、妻を見下し優越感に浸ることで満たそうとするのです。
自己愛が強い
無根拠に、自分は特別と思い込み、自分は他者とはレベルが違うと考えるうちに他者を見下すようになる人もいます。
自分が大好きで、自分の考えることは何でも正しいという思考に陥りがちです。
相手が間違っている時にはすぐさま指摘し、自分が指摘されることは好みません。
妻の否定ばかりする夫に対する5つの対処法
否定ばかりされるとこちらもイライラしてしまいます。
はっきり言ったところで聞き入れてくれるとは思いませんし、言い方も色々考えられますので、処法をいくつかあげてみましょう。
右から左に聞き流す
旦那に何を言われても言葉通りに受け取らないように努めてみるのです。
真に受けると自分の自信を喪失し、精神的に参ってしまい、精神の病気になってしまう可能性も多いにあります。
旦那の多くは自分に自信がなくて妻を否定するため、返事がないと少なからず不安になります。
スルーを繰り返すことで「上から目線の発言をしても相手にされない」という事を認識させるのです。
相手にしないことで自分もストレスフリーな生活が送れるようになるのではないでしょうか。
旦那を適度に褒める
妻を見下す旦那は、とにかく自分が優位であることを示したいのです。
旦那が自分より優位であることを認め、何かのおりに褒めてみてはいかがでしょう。
ただ、ほめ過ぎることは調子に乗らせる事にもなるため注意が必要ですので、話半分で聞き流し、適度に褒める事を繰り返すことで、旦那の自尊心も満足させることができ、妻も快適な生活がおくれるのではないでしょうか。
その都度注意をする
自分の発言の重みに気づいていない旦那も多いです。
言い方に悪意を感じたらその場その場でその都度注意をしましょう。
注意をする時にも言い方はあると思いますので、そこは気を付けながら話をしましょう。
思った事を溜めこみすぎると最後爆発することになります。
元々の性格を変えることは難しいため、言い方を変えるよう矯正してもらうでもいいのではないでしょうか。
経済的に自立する
旦那の中には、自分が稼いでいるから偉いという考え方を持っている人もいます。
妻が経済的に自立することで、旦那がいなくても生活ができることを示すこともできます。
旦那が、稼いで生活を支えているという事で偉そうにしづらい状況を作るのです。
万が一、離婚を検討した場合の事前準備としても効果的ではないでしょうか。
第三者に相談する
家では暴言を吐かれるのが当たり前だが、社会的に見るとおかしいというケースは少なくありません。
今の状況を当たり前とは思わずに、第三者に相談しましょう。
友人や家族に相談することで客観的な視点を取り入れる事が出来、この状態がおかしいかどうか気付かせてくれます。
カウンセラーに相談する事で、受けた行動や言動を客観的に見る事ができるようになりますし、どのように行動していけばいいのかの相談もできます。
それらをふまえて今後の身の振り方を考えることできるようになれるのではないでしょうか。
まとめ
夫から人格否定され悩んでいる妻は少なくありません。
会社や周囲からのストレスから人格否定してしまうかもしれませんが、言われ方としては参ってしまいますね。
夫といると自信がなくなり、言われる言葉に傷付くことは誰にでもありえる事です。
あまり正面からとらえず聞き流したり、適度に褒め自尊心を満足させるのもいいですし、言われる度に注意したり対応するもいいでしょう。
あまりにも度をこしたものについて第三者に相談ししかるべき対応へ向け準備する事も一つの方法になるのではないでしょうか。
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